昨日、途中かけだったハガキの印刷をしながら、一般質問の原稿作成をした。
まちづくり条例の方は、第3質問までの流れはできているので、文章の肉付けをしながら、なんとか原稿の形になってきた。
しかし、外郭団体の方は、まだ資料の読み込みから理解の段階で止まっている。
市政に詳しくない人が聞いても分かりやすいような文章を、単なる資料から丸写しをした文章ではなく、私の言葉で書こうと思うと、完璧に近い状態にまで理解できていないと、なかなか書けない。
一度、資料を読んで理解したつもりになっていても、いざ書く段階になると全く進まない事になってしまうので、線をひいたり付箋を付けたりしながら、何度も何度も同じ部分を確認したりしているのだ。
私が一般質問を行う回数は、6月議会と12月議会の年に2回と決めているのだが、その度に、知識が全くない段階から勉強を始めるので、かなり手間がかかってしまう。
だからといって、原稿が簡単に出来てしまう様な質問はしたくはない。
以前の日記にも書いたが、一般質問とは、①市政の状況や今後の予定などの市民へのお知らせ②市政の問題点を指摘する事③市政に対しての意見や政策を述べる事だと考えている。
しかし、市民には、なかなか知られていないが、議員の賛否の採決は強制力はあるが、議員の発言自体には強制力はないので、一般質問等の場で、いくらもっともな発言をしたとしても、その通りに行政が行われるとは限らない。
だからこそ、私は、議会での発言を基にしてチラシを作り、それを駅で配ったり演説をして直接、市民へ伝えている。
私が調べた内容と、その意見を、なるべく多くの市民に知ってもらう事で、市政の状況を把握してほしいのだ。
私の演説くらいで、世論が動かせるとは思っていないが、もっと、市民と(議員や職員も全て含めた)市政の距離を縮めたいと思っている。
私が駅で演説する事を「大勢の前で声を張り上げて気持ちが良いんだろ」と言われた事もあるが、汗が滝の様に流れてくる真夏や、身体の芯まで冷えてくる真冬の駅での演説を一度、体験してみてほしいし、ここまで大勢の他人の前で、演説ができるようになるのに何年の練習が必要だったかも考えてもらえたらとも思う。
反対に、「いつもあなたのチラシを読むのを楽しみにしてるよ」とか「演説を聞いたけど、良い事言ってるね」と言ってくださったり、演説中に、会釈や挨拶をしてくださったり嬉しい事も、もちろんある。
私を応援してくださる人がいるので、それをエネルギーにして頑張っていけるのだ。
そして、街頭演説や議会での発言をする時に、FMおかざきで学んでいるパーソナリティー養成講座での話し方の練習の成果が出るように、更に頑張っていきたい。
それでは、今から、気分転換をかねて郵便局にハガキを出してこようと思う。
実は、車を運転している時や風呂に入っている時などに、なぜだか、原稿の良い言い回しが思いつく事があるのだ(笑)
行ってきます!