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2007年8月23日 (木)

議会運営委員会

議会運営委員会を傍聴しました。

9月議会の日程や議案についての説明の他に、

市民からの陳情1件と、自民清風会からの提案についての意見が述べられました。

本日の陳情は、先日、旧額田町地域の8人の総代会長らから提出されました

”岡崎市議会議員の選挙に選挙区を設けることについて”

とは正反対の

”岡崎市議会議員の選挙に選挙区を設けるべきでないことについて”

でした。

この陳情は、市民ら9名の連名で「現代は議員定数をできるだけ減少させていく努力こそが市民が求める姿であり、選挙区を設けることにより必然的に議員定数が増員に繋がるなど許される時代ではないと思う。合併そのものの意義は議員定数削減など経費の節約にあることを忘れてはならない。」という概要の理由で提出されました。

各会派の意見の概要は以下の通りです。

自民清風会 主旨は理解できるが賛同できない。旧額田町地域の合併後の大型事業、合併協定項目などの課題があり、将来への不安を払拭する為にも、選挙区を設ける事で1日でも早く旧岡崎市との平等のサービスを提供するべき。

ゆうあい21 合併の必要性と、何の為に合併したのか、合併の効果を考えてほしい。この内容は合併協議会での結論に全面的に賛同しており賛成である。

公明党 合併協議会での議論を重く受け止めていく必要があるので理解する所である。

共産党 選挙区を設ける事は有権者の選択の権利を奪う事になるし、議員は市全体に責任を持つべきなので、選挙区を設けるべきでない事は賛同する。定数については、議員を減らすと市民の声が届きにくい事から現状の46名を維持するべきであり、行政サービスについての経費削減をしていくべき。

民主クラブ 旧額田町と旧岡崎市に触れ合いと交流が必要であり、境を取り除くべきなので賛同する。

そして、自民清風会から、

旧額田町を額田選挙区として名、旧岡崎市を岡崎選挙区として40名として次期市議会議員選挙を行うことの提案が出されました。

各会派の意見の概要は

自民清風会 旧額田町地域の隅々の諸問題、大型事業など課題が山積しており将来に不安を抱えている。不安を払拭する為、平等のサービスを提供する為には、地元に精通している議員が2名は必要である。よって次回の選挙に限り選挙区を設けて2対40とする事を提案したい。

ゆうあい21 合併の意義を理解しオール岡崎として考えるべき。42という数字は納得できない。1票の格差も考えなければならない。職員を減らしているのに議員だけを増やす事はできない。他市でも減らしている事もあり、市民の声を真摯に聞くべき。増員について反対。

公明党 合併協議会の決定を尊重するべき。自民清風会の提案は賛同しかねる。

共産党 有権者の選択の権利を奪う事になるし、議員は市全体に責任を持つべきなので、選挙区を設ける事については賛成できない。定数については、現状の46名を維持すべき。定数を減らせという意見は良く分かるが、市民の声を反映するべき。海外視察、政務調査費、行政視察でのグリーン車廃止などで経費削減するべき。選挙区と定数が別であれば、42名という事は賛成できるが、一体としての提案なので賛成できない。

民主クラブ 心根は理解できる。地元のご心配はあるかと思う。議員は全土を網羅して旧岡崎市の議員も旧額田町を見ていくべき。定数については、市民の皆さんの理解、納得が必要なので、良かれと思ったとしても慎重に判断すべき。賛同しかねる。

という事でした。

私が取ったメモを勝手に短くまとめてしまったので、言い回しが若干、違っているかもしれません。

もし、そうだった場合は、各会派の方は遠慮なく訂正を伝えてほしいと思います。

9月議会にて、自民清風会から本件の条例案が提出されるとの事です。

皆さんも考えてみてください。

私の意見は決まっていますが、日記が長くなると読んでもらえなくなってしまうので、また後日書く事にします。

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