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2008年5月15日 (木)

比較

視察の1日目は兵庫県神戸市の三ノ宮駅周辺整備についてでした。

神戸市は人口が150万人で岡崎市の約4倍もあります。

毎日、約60万人が利用する三ノ宮駅は、

歩行者が地下・地上・空中デッキの3層にわたって回遊できるネットワークを現在も拡大しています。

地下には各種テナントがあり、初めて歩く人にはちょっとした迷路の様です。

ただ、地下鉄利用者はそのまま地下道目的地まで移動し、駅などの利用者はそのままデッキで移動でき、歩行者が集中しません。

大きな駅には、それに見合った通路が必要で、大きな施設や豊富な店がある事が相乗効果を生み、駅前が賑わっています。

視察の2日目は、岡山県岡山市の岡山駅元町地区市街地再開発事業についてでした。

まず単純な感想として、”岡山市は案外近い”と”岡山駅はでかい”と思いました。

でかい理由としては新幹線の駅でもあり、JRの5つの路線もある総合駅だからです。

そして、大きいのは駅だけではなく、周りも大きなビルばかりで、岡山市の人口が70万人という岡崎の約2倍もある事がうなづけます。

現在、駅の西側ロータリーを整備しながら、

コンベンション施設という、元の地権者が2割程住んでいる高層マンション・ホール・会議室等の複合ビルや、

全日空ホテル・NHK放送局・オフィス・店舗・岡山の歴史・文化を紹介するミュージアムが集合したビルを建設し、市街地開発をしています。

岡崎に戻ると、駅前の道路の狭さ、通行車の渋滞、駅周辺施設の無さを痛感します。

ユニーの跡地でも市が買って押さえておけば、今後の東岡崎駅周辺整備がワンランク違ったかもしれませんね・・・

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