教育委員会 学校指導課にて先日、依頼しておいた一般質問の答弁の原稿を受け取りました。
そして本日は、6月議会の開会日なので本議会に出席。
市長提案説明が行われ、
第74号議案についての職員からの説明、議員による質疑、議員による議案に賛成か反対かを表明する討論、賛成なら起立、反対なら着席のままという採決が行われました。
第74号議案は、職員、議員、市長のボーナスを平均9%削減する議案です。
政府の人事院から、昨今の不況によって民間企業のボーナスが下がる事から、公務員や地方の政治家のボーナスも下げるように勧告が届きました。
この勧告は強制では無いので、それぞれの自治体の判断となりますが、大抵の自治体ではボーナスが下がる様です。
本日、多数の議員の賛成によって議案が可決したので、岡崎市では、職員が平均8万円、議員が13万円、市長が25万円の削減となりました。
なので、私たち議員は手取りで90万円ぐらいとなりそうです。
私の場合は、選挙資金として4年後には400万円ほどが飛んで行ってしまうので、大切に貯金しなくてはいけません。
選挙でお金がかからない様になると助かるんですけどね・・・
議会終了後は、もう一度、教育委員会 学校指導課に行きました。
今回の一般質問では、学校教育の中で、勤労観・職業観を育て、コミュニケーション能力等の発達をさせるキャリア教育について取り上げます。
そこで、先日、私の一般質問として
「キャリア教育を全小中学校で導入してはどうか?」
という問いを示したところ、
「すでにキャリア教育に取り組んでいる。」
という答弁の原稿が返ってきたので、再度のヒアリングを行いました。
というのも例えば、キャリア教育に使う時間が、1年間の授業の中で、たった1時間だけでも、100時間だったとしても、同じ
「取り組んでいる。」
という言葉でごまかされてしまい、行政への要望、チェックをするという私の役割が意味の無い物になってしまいます。
例えば、
私 「取り組んでください。」
職員 「取り組んでます。」
私 「取り組めてないから質問してるんです。」
職員 「だから、取り組んでます。」
私 「・・・」
もし、議会でこんなくだらないやりとりをしてたら、聞いてる市民はあきれてしまいますよね。
という事で、質問の仕方を
「キャリア教育について、岡崎市の教育委員会が立案、指導し、全小中学校で取り組んではどうか?」
という問いに変えました。
現在、岡崎市の教育委員会としてキャリア教育の立案、指導は行っていないので、答弁としては
「これから立案します。」か、「立案しません。」
の明確な2択になりますよね。
これなら、議場で傍聴してる方も、ミクスの生中継を観てる方も、駅で私のチラシを読んでくださる方も、議事録を読む方も分かりやすいですよね。
議員という仕事に就いて、
”言葉の使い方”
が、色々な意味で難しい事を痛感しています・・・
一般質問の事前にヒアリングをしてみると、結構、同様の事があるので、事前のヒアリングはきちんと押さえておかなくてはいけません。
市民の中には、一般質問の事前に、議員が職員と質問内容についてヒアリングを行うのを八百長議会といって批判する方もいるかもしれません。
しかし、議場で議員が職員に質問できる回数は3回と決まっています。
また、議員の質問と職員の答弁を合計して50分という時間制限もあります。
なので議会の最中に、私の質問した内容とずれた答弁が返ってきた場合には、
「私が質問したのは、そういう意味ではなくて、こういう意味なので、お答えください。」
と、余計な質問をしなくてはならなくなり、貴重な回数と時間が取られてしまう事になってしまいます。
という事からも、一般質問の当日に私の質問内容とずれた答弁が返って来ないように、しっかりとチェックする必要があるんです。
そして、商工労政課ともヒアリングを行いました。