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2012年3月27日 (火)

閉会日

昨日は、若松保育園の卒園式に来賓出席しました。

本日は、3月定例議会の閉会日。

私は、第17号から第66号議案までのうち、

第32号議案”岡崎市印鑑登録条例等の一部改正について”

第51号議案”平成24年度岡崎市一般会計予算

の2議案のみ反対し、

残りの47議案については賛成しました。

まず、第32号議案”岡崎市印鑑登録条例等の一部改正について”ですが、

現在、住民票は、住民基本台帳法という国の法律を根拠に各市で管理されています。

そして、平成24年7月から日本に在留資格を持つ外国人であれば日本人と同じく住民票を作る事ができる様になりました。

これは、平成21年の国会で法律改正が決定したものです。

しかし、大変、大きな問題があります。

この住民票には、本名だけでなく通称も登録できる事が今年の1月に各大臣によって閣議決定されてしまったのです。

通称というのは、日本人の様な名前の事です。

名前を二つも持つ必要は無いと思いますし、マスメディアは事件があった場合に、犯罪を犯した容疑者の本名ではなく通称で報道する事が多いです。

皆さんもよく知っている有名なあの事件の犯人も、日本人ではなくて実は外国人だったりするのです・・・

これでは、外国人が犯罪を犯しているのに、まるで日本人が犯罪を犯したように思ってしまいますよね?

住民票に”通称”も記載する事ができるようになる事を報道したマスメディアはあったのでしょうか・・・

そして、外国人から寄付金を受け取る事を禁止している法律があるのに、民主党の歴代の前原、菅、野田党首らが寄付金を受け取っていましたね。

「日本人だと思っていた。」

という苦しい言い訳もしていましたが、そもそも、通称を使わなければ、外国人を日本人と間違えて寄付金を受け取る事もなくなります。

そして現在まで岡崎市では、”外国人が印鑑登録をする場合には、外国人登録原票に記載のある本名でも通称でもどちらでも良い

という制度でしたが、

今後は”外国人が印鑑登録をする場合には、住民票に記載のある本名でも通称でもどちらでも良い

という内容の条例改正の議案が、この3月議会で提案される事になったのです。

結局、制度そのものはほとんど変わらないのですが、しかし、普通に考えて、印鑑は本名であるべきだと思いませんか?

そこで私は、この印鑑登録条例の一部改正議案に反対をしました。

皆さんは、外国人の”通称”についてどうお考えでしょうか。

採決結果は、

反対 大原まさゆき 1名

賛成         37名

となり、賛成多数で可決してしまいました。

そして、第51号議案”平成24年度岡崎市一般会計予算”では、子ども科学館の候補用地として、JR岡崎駅近くの空き用地の利用方法について調査委託する予算が約800万円で計上されています。

私は、以前から約40億円の事業費のかかる子ども科学館構想について反対をしてきました。

何度かブログに書いてますが、子ども達の理科離れを防止するには、まずは、先生方の教え方の向上が重要であり、

わざわざ40億円もかけて科学館を建設する必要は無いと考えます。

その他、観光客誘致事業等々も含めて、平成24年度一般会計に反対としました。

採決結果は、

反対 大原まさゆき 共産党議員(2名)  3名

賛成                       35名

となり、賛成多数で可決してしまいました。

議案に対するそれぞれの会派の賛否をまとめると以下の通りです。

自民清風会    49議案 全て賛成

ゆうあい21    49議案 全て賛成

公明党       49議案 全て賛成

日本一愛知の会 49議案 全て賛成

自民絆の会    49議案 全て賛成

共産党岡崎市議団 第22号、23号、29号、31号、35号、36号、38号、41号、47号、51号、52号、55号、56号、57号、65号、66号議案に反対 

             上記以外の34議案に賛成

大原まさゆき 第32号、51号議案に反対

         上記以外の47議案に賛成

市議会だよりには、私を含む4名の無所属議員の賛否が掲載されないので、このブログを通して、市民の皆様に知ってもらえたらと思います。

ちなみに、印鑑登録条例の一部改正議案については、賛成した人の中に、内心は反対したかった議員がいる様です。

ところで、アメリカの政治学者でありジャーナリストでもあったリップマンが1922年に書いた”世論”を読み終え、とても勉強になりました。

内容は、例えば、

・文明の発達が物や音や光があふれる喧騒を作りだし、その結果、鈍くなってしまった思考力で、新聞を読みニュースを見て、政治に関する重大な選択をしてしまっている。

・人間は、情報に接する際には、そこから拾い出せる事柄は、自分が認識できるものだけである。

・現代人は忙しいため、あらゆる物事を詳細にわたって新鮮な目で見る事はなく、その人自身が持っている先入観で型枠にはめてしまう

・事実であるにしろ、事実で無いにしろ、人間は自分の思い込みが否定されてしまうような情報は、自尊心が傷つくために認めない傾向がある。

・文明の進歩を”発展”と考える習慣は、その影の部分を見えなくしてしまい、都市の人口過剰、スラム街の拡大、失業者問題、自然破壊などに目を向けなくなってしまう。

・人間は、「問題」には裏・表がある事は知っているが、一旦、「事実」と思いこんだ事には表しかないと決めつけてしまう。

・人間は、将来はなんとかなると楽観的になってしまう

・「事実」と「ニュース」は違うものである。「ニュース」は一般大衆にどの様に考えさせ、どの様に行動させるかという暗示に覆われている。

・「世論」というものは、国民が政治を考える際に重要であるため、本来ならば過去に膨大な文献があるはずだが、見当たらない。「世論」が形成された後に、政治に反映する仕組みについては優れた書物があるが、「世論」がどの様に作られるのかを書いたものはほとんど無い

・古代から民主主義では、「国民には生まれた時から政治に参加する権利を持っている」という事が研究されてきたし、実際に、権力は、国王→裕福層→全ての成人男性→全ての成人と広がり、選挙というシステムを作りだしてきたが、より良い政治家と判断能力のある有権者を作りだす事は全く研究がされてこなかった

・民主主義による政治学は、アリストテレス政治学の仮定からいまだに脱していない。

・現代人は、「真実」は暴露され無料で与えられるものと思い込んでしまっている。

・「ニュース」とは、真実では無く単なる合図である。ニュースから、そこに隠されている諸事実に光をあて、相互に関連づけ、人々が考え、行動できる様な現実の姿を描きだすべき。

・マスメディアは、国民が政治を考える上で強い影響力を持つ事を政治学の中で重要視するべき。

・学校教育の段階で、物事を中立の目で評価する訓練をする事が必要。

・人間の偏見を打ち砕く事は自尊心に関わるため苦痛を伴うが、頑固で単純な世界観の破壊に成功した時には、視野が広がり、大きな安堵と快い誇りが与えられる。

等々、一部分、私が言葉を付け加えましたが、以上の事が書いてありました。

最後に、リップマンは政治を良くするには

”一人ひとりの「理性」に訴えるしかない”

と結んでいました。

そして、リップマンは”世論”の中で、

みんなが言ってるから。」とか、「回りが言ってるから。」とか、「新聞に書いてあったから。」とか短絡的に考えずに、自分の頭で考える必要がある。

たしかに、短絡的思考は、”世の中がどうしたら良くなるのか”という深い悩みからは開放してくれる。

しかし、他人の言葉を鵜呑みにせず、理性を持って行動していく必要がある。

という趣旨の事も書いています。

この”世の中がどうしたら良くなるのか”という問いには、最終的には、

どうしたら良い候補者が現れるのか

という問いに行き着くと思います。

私は、「世の中を良くしたい」と考える人が政治家になるべきだと考えます。

もし、このブログを読んでいる方々が、良い候補者を見つけられなかった時には、ぜひ、皆さんが立候補をしてほしいと思います。

そうなった時に、皆さんだったら、どうやって選挙を戦いますか?

当選後は、どんな活動をしていきますか?

一度、想像してみてもらえたらと思います。

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2012年3月22日 (木)

初めての意見聴取会

昨日は、総務企画委員会を傍聴しました。

質疑の中では、JR岡崎駅近くの空き用地を子ども科学館(事業予定費40億円)の候補地として、土地活用の調査を民間企業に800万円で委託する予算の説明等々がありました。

そして、本日は防災基本条例設置特別委員会に出席しました。

回覧で各家庭にチラシが回ってきたかと思いますが、私達が1年間かけて策定してきた条例案についての市民意見聴取会を行います。

岡崎市議会では、議員自らが条例策定を行っているのは、私も策定委員会のメンバーとして参加した議会基本条例に続いて、この防災基本条例で2例目です。

しかし、市民意見聴取会を行うのは、岡崎市が誕生して90年以上経ちますが、初めての事です。

議員が市民に対して、「議会や委員会の傍聴に来てください。」と言うのは簡単ですが、私達が議会の外に出て、市民の皆さんと意見交換を行うのは、良い事ですよね。

聴取会の内容は、

・防災啓発映像の視聴

・挨拶、出席者紹介

・概要説明

・意見聴取

となっており私達、委員会のメンバーがそれぞれ分担して、受付概要説明、質問者へのマイク回し等を行います。

開催時間は、午後7時~午後8時30分

開催会場は、

4月11日(水) 東部市民センター  (大原まさゆき説明員)

4月12日(木) 額田会館       (大原まさゆき受付)

4月17日(火) 大平市民センター  (大原まさゆき欠席)

4月18日(水) 岩津市民センター  (大原まさゆきマイク回し)

4月19日(木) 矢作市民センター  (大原まさゆき欠席)

4月24日(火) 六ツ美市民センター (大原まさゆき説明員)

4月25日(水) 南部市民センター  (大原まさゆき説明員)

4月26日(木) 福祉会館       (大原まさゆきマイク回し)

となりました。

多くの市民の方々が参加されます事をお待ちしております。

ところで、愛知県が東北被災地のガレキの焼却埋め立てを、碧南市の中部電力敷地内で調整し始めました。

正式決定すれば、約1年かけて処理場の建設をするとの事。

私としては、放射性物質の人体への影響がまだ不明確な部分があり、全国の各自治体でのガレキ処理と埋め立てには反対であり、

東京電力と国が、責任を持って福島県付近で処理を行い、近隣住民の他県への避難サポートを行うべきだと考えています。

そして、三重県でもガレキの処理が検討され始めましたが、どうして国は、無理やりにもガレキを全国で処理させたいのでしょうか。

マスメディアでは、

”ガレキの存在が復興の妨げになっている。”

”日本人なら、全国でガレキを受け入れて、復興に協力するべき”

という論調が多い気がしますが、本当に全国処理が必要なんでしょうか?

例えば、被災地の地元自治体では、こんな声があります。

岩手県岩泉町長 「もともと使ってない土地がいっぱいあり、処理されなくても困らないのに、税金を青天井に使って全国に運び出す必要がどこにあるのか。」

岩手県陸前高田市長 「陸前高田市内にがれき処理専門のプラントを作れば、自分たちの判断で今の何倍ものスピードで処理できると考え、そのことを県に相談したら、門前払いのような形で断られました。」

宮城県知事 津波浸水域での県道整備などが実質的にゼロ回答だったため、「前に進もうとしているのに、国が後ろから袖を引っ張っている。」と強い不満を表明。

全国処理する運送費よりも、地元で処理場を建設する方が安いのではないかという話もあります。

私も実際に、昨年8月に宮城県南三陸町までガレキ撤去の個人ボランティアに行った際に、

海辺に物凄く大量のガレキが積まれているのを、直接、見てきました。

しかし、「その土地にガレキがあるから、復興の妨げになる。」という状況には決して思えません。

さらに、公益社団法人 全国産業廃棄物連合会にて、平成16年の時点で、「災害廃棄物処理体制構築マニュアル」が作成されており、被災ガレキの全国処理の取り組みが示されていますが、

もしかして、放射性物質があろうと無かろうと処理業者による利権を環境省と自民党と民主党が後押ししてるという事なのでしょうか・・・

また官僚による業者への天下りや、業者から政党への献金があるのでしょうか・・・

こういう状況を”政官業(政治家・官僚・企業)の癒着”と言います。

全国産業廃棄物連合会から、業者名、個人名を探っていくと何か分かるのでしょうか・・・

もしかして愛知県の元職員も業者に天下りなんてしてませんよね?

しがらみの無い国会議員の方、どうか調査をお願い致します。

ところで、全然関係ありませんが、8年ほど前に読んだ本「日本がアルゼンチンタンゴを踊る日」(ベンジャミン・フルフォード著)の中で、

「日本の不良債権は、政・官・業+ヤクザによる”鉄の四角形”の癒着が原因であり、マスメディアは一切、報道しない。」

なんて文章がありました。

ちなみに、明日は議会運営委員会にて、3月定例議会閉会日の採決方法等が説明されるので、傍聴する予定です。

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