人道橋の建設に反対しました。
経済建設委員会に出席しました。
・私の質問と担当部長による答弁
・賛成か反対かの採決結果
の概要は以下の通りです。
第33号議案 「岡崎市周辺に影響を及ぼすおそれのある特定事業の手続及び実施に関する条例の制定」
私の質問 「第3条第1項に近隣住民の責務として、
”近隣住民は、特定事業者から特定事業の説明がなされるときは、当該説明を真摯に受けるよう努めなければならない。”
とありますが、事業説明への参加者や市民に対して、この文章を周知する機会はありますか?」
答弁 「事業者によって、パンフレットに記載され説明の開催時に参加者に配布されます。」
委員長を除いた委員会メンバー8名による採決結果
自民清風会(3名) 賛成
民政クラブ(1名) 賛成
公明党(1名) 賛成
チャレンジ岡崎・無所属の会(1名) 賛成
日本共産党岡崎市議団(1名) 反対
大原まさゆき(無所属)(1名) 賛成
賛成多数で可決しました。
第38号議案 「岡崎市下水道事業の設置等に関する条例の一部改正」
私の質問 「汚水量の処理量が減少していく事は、料金体系が同じままであれば、下水道事業としての収益が下がってしまう事になり心配される所でありますが、
1人1日当たりの計画最大汚水量の近年の推移をお聞かせください。」
答弁 「生活汚水量の1人1日当たりの最大汚水量は、平成23年度が348リットル、平成25年度が348リットル、今回の変更で平成29年度が307リットルとなっております。」
委員長を除いた委員会メンバー8名による採決結果
自民清風会(3名) 賛成
民政クラブ(1名) 賛成
公明党(1名) 賛成
チャレンジ岡崎・無所属の会(1名) 賛成
日本共産党岡崎市議(1名) 賛成
大原まさゆき(無所属)(1名) 賛成
全員賛成で可決しました。
第39号議案 「平成29年度 一般会計予算」
私の質問 「外国人観光客誘致業務についてお伺いします。
来年度、海外での観光展を予定しているとの事ですが、開催する国名をお聞かせください。」
答弁 「台湾とタイです。」
私の質問 「台湾は、親日家の方が多い国だと聞いており、有り難い事に本市への観光客も多いとの事であります。
私は、以前から外国人観光客誘致業務については、費用対効果を考えていき、来てくれそうな国を選択、集中していく事を意見として述べてまいりました。
そんな中で、経済産業省では外国人観光客のターゲット国として、中国と韓国を含んでいると聞いておりますが、
来年度の観光展の予定として、中国と韓国に行かない事についてお聞かせください。」
答弁 「中国に関しましては、平成24年に尖閣諸島など国家間の情勢が不安定になったため、積極的な誘致活動はいったん断念せざるを得ない状況となりました。
今後も国家間の動向によるリスクを考慮しながら、当面は、本市単独での積極的なプロモーションではなく
国、県、広域観光組織などの出展に合わせた事業を検討していきたいと考えております。
韓国については、情報収集する中で、訪問先は東京地区、大阪地区、九州などが多く、
本市に対する訪問動機が少ない事から、中国同様に単独でのプロモーションは行なっておりません。
今後も、その国のニーズや、送客体制などを総合的に勘案し、誘客効果が見込める国を中心に選択し、資源を集中させて誘客を実施していきたいと考えます。」
私の質問 「乙川リバーフロント地区整備推進業務における”史跡調査委託料”の内容についてお聞かせください。」
答弁 「ハード整備を計画している箇所について、遺構調査を実施するものでございます。
調査箇所は、人道橋の建設箇所の右岸側、今年度買収しました豊川信用金庫付近、中央緑道、籠田公園の4箇所を予定しています。」
私の質問 「人道橋 右岸側付近の調査についてですが、人道橋工事がストップする可能性があるのかお聞かせください。」
答弁 「調査箇所付近は、岡崎城跡の絵図と重ね合わせると、岡崎城総堀の外側の土塁や”桜の馬場”の一部にあたると聞いております。
工事箇所において、こうした遺構が確認された場合には、工事の際にも立ち会い調査を実施し、出土遺物の採取や写真記録を行いますが、
工事中断など工程への影響の可能性は低いと考えております。」
私の質問 「今回の調査箇所は、人道橋の橋台の杭を打つ場所とは違うと聞いておりますが、
では、人道橋の橋台の杭を打つ場所の地下に、遺構が埋まっている可能性はありますか?」
答弁 「遺構が埋まっている可能性はあります。」
私の質問 「杭を打つ場所に遺構が埋まってるとするならば、杭を打つ事によって、遺構が壊されてしまう可能性はありますか?」
答弁 「可能性は無くは無いです。」
私の質問 「JR岡崎駅自由通路の修繕に要する経費、1億1640万円の内訳をお聞かせください。」
答弁 「JR岡崎駅にあります自由通路の雨漏り修繕に係るもので、
JR東海への工事委託費及び諸経費で1億1500万円、
修繕工事実施の際の愛知環状鉄道 軌道敷きへの足場設置に伴う、線路の保全に係る費用として、140万円を見込んでおります。」
私の質問 「1億1640万円の金額が妥当かどうかの確認・調査はどうなっているのかお聞かせください。」
答弁 「今回の工事は、鉄道敷地内で行なう行為であることから、事故等の補償を担保するために、鉄道事業者に委託する事としております。
工事は専門性が高く鉄道事業者でなければ実施できない事から、示された工事内容や金額が妥当であるか判断する事は非常に難しいと考えられます。
類似事業経験者や建築、電気等の技術職員等の協力を得ながら、金額等の妥当性の把握に努めていきたいと考えております。」
委員長を除いた委員会メンバー8名による採決結果
自民清風会(3名) 賛成
民政クラブ(1名) 賛成
公明党(1名) 賛成
チャレンジ岡崎・無所属の会(1名) 賛成
日本共産党岡崎市議団(1名) 反対
大原まさゆき(無所属)(1名) 反対
賛成多数で可決しました。
以上となります。
本日の経済建設委員会の採決結果については、定例会の最終日に議長を除いた全ての議員(36名)によって、
もう一度、賛成なのか反対なのかの採決をして、正式決定となります。
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