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2018年12月 4日 (火)

登壇

一般質問を行いました。

実際の言い回しとは若干、異なりますが、私の質問と担当の職員の答弁を以下に掲載します。

 

若者の隠れ糖尿病について 

 

 

 

大原まさゆきの質問

 

それでは、若者の隠れ糖尿病についてお伺い致します。

 

糖尿病には、1型糖尿病や2型糖尿病、妊娠糖尿病といった種類がありますが、

 

今回の私の一般質問では糖尿病の大部分を占めており、糖尿病になりやすいかどうかの遺伝的要素や、生活習慣を主な原因とする2型糖尿病について取り上げていきます。

 

そこで質問ですが、まず、糖尿病の自覚症状の特徴についてお聞かせください。

 

保健部長の答弁

 

糖尿病の症状としては、喉が渇く、水をよく飲む、尿の回数が増える、体重が減る、疲れやすくなるなどがあるが、軽度の糖尿病では、自覚症状がみられない事が多い。

 

大原まさゆきの質問

 

糖尿病の他の症状では、トイレの便器内に尿の細かな泡が残りやすいとか、食後に強い眠気が起きるなども言われておりますが、

 

通常の生活の中で気が付きにくい事もあり、中には若い方でも本人が知らないまま隠れ糖尿病が進行してしまうケースもある様です。

 

そこで質問ですが、糖尿病が進行すると最終的にはどの様な状況になる事があるのかお聞かせください。

 

保健部長の答弁

 

血糖コントロールがうまくいっていない場合に起こる、主な合併症として、失明の原因となる「網膜症」、下肢の切断などにつながる「神経障害」、人工透析を必要とする「腎症」がある。

 

大原まさゆきの質問

 

 糖尿病は、他にも脳梗塞やがんの発症率も高まってしまうというデータもある様です。

 

 そもそも、日本人は海外の人と比較して、インスリンの分泌が少ないために、糖分によって体重が増加して太ってしまう事よりも、やせたまま糖尿病になってしまう傾向もあります。

 

 それでは、次の質問ですが、糖尿病の有病者の割合について伺います。

 

糖尿病になってしまった方の割合について、全国と愛知県、そして岡崎市の数値をそれぞれお聞かせください。

 

保健部長の答弁

 

 糖尿病有病者の全国の割合は、平成28年度の国民健康栄養調査によると9.6%である。

 

愛知県及び本市の割合は、国保データベースシステムの平成29年度実績によると愛知県が9.6%、本市が15.2%である。

 

大原まさゆきの質問

 

糖尿病有病者の割合が、全国では9.6%、愛知県でも同じく9.6%、一方、本市では15.2%とかなり多い状況にある事が分かりましたが愛知県内の他市の状況についてお聞かせください。

 

保健部長の答弁

 

 各自治体の糖尿病有病者の割合は公表されていないが、愛知県の特定検診・特定保健指導情報データを活用した分析・評価によると

 

平成27年度特定健康診査で高血糖が指摘される人の割合が最も多い30%以上のグループは、豊川市、蒲郡市など6市町村であり、これに次ぐ25%以上30%未満のグループ9市町に本市は含まれている。

 

大原まさゆきの質問

 

糖尿病有病者の数は公表されていないとの事から、高血糖が指摘されている方の割合では、本市は豊川市などに次ぐ第2グループという事が分かりました。

 

先ほどのご答弁では、愛知県の糖尿病有病者の割合は全国と同じでしたので、愛知県内では非常に多い地域と非常に少ない地域に分類される事になります。

 

そこで質問ですが、愛知県内で本市を含む糖尿病患者の多い地域と、糖尿病患者の少ない地域では、何が違うのか、その理由が分かればお聞かせください。

 

保健部長の答弁

 

 糖尿病の大部分を占める2型糖尿病は、運動・栄養を始めとする様々な生活習慣によって引き起こされるといわれている。

 

現在のところ、本市の糖尿病有病者の割合が高い理由は明らかではないが、高血糖者の生活習慣の傾向等を研究していきたいと考えている。

 

大原まさゆきの質問

 

 次に血糖値についての質問に入っていきます。

 

糖尿病が進行するには、まず、平常時の血糖値は低いままで、食後の血糖値のみが高くなる状況が現れます。

 

この状況が糖尿病の予備群と呼ばれる方となります。

 

その後、食後の血糖値だけではなく、平常時の血糖値も高くなってしまう状況になり、こうなると糖尿病と診断されます。

 

そこで、厳密に糖尿病を予防するには空腹時に血糖値が高くなってしまう、その前の段階で糖尿病予備群にならない様に、

 

まずは食後の血糖値の上昇を抑える必要性がありますが、その検査の一つにヘモグロビンA1cの検査があります。

 

健康診断では、空腹時の血糖値と同時にヘモグロビンA1cの検査も行われておりますが、このヘモグロビンA1cとは、直近1・2か月間に血液中のヘモグロビンにくっついている糖の値でありまして、食後だったり、空腹時だったりなど、食事をしたかどうかには全く影響を受けない血糖値検査でありますので、ヘモグロビンA1cが高い方は、空腹時が低くても、食後血糖値が高い場合があります。

 

そこで、ヘモグロビンA1cや食後血糖値の異常を早期に発見する事が必要でありますが、食後血糖値の重要性について質問を致します。

 

食後高血糖の重要性をHPで紹介してはどうかという提案を準備しまして一般質問のヒアリングを担当の職員の方と10月から行っていたところ、

 

11月末日に早速、市のHPに載せて頂き有難うございます。ただ、インターネットを見られない方もいらっしゃるかと思いますので、例えば岡崎市健康づくりサポート施設となっている市内の飲食店や医療関係、薬局等にて食後高血糖や本市で糖尿病が多い事をチラシにして配布していく事も提案してきましたが、現在の状況をお聞かせください。 

 

保健部長の答弁

 

インターネットを利用できない人のために、ホームページに掲載している内容を、岡崎市健康づくりサポート施設となっている市内の飲食店、医療機関、薬局等にチラシやポスターにして配布し、情報提供を依頼していく。

 

大原まさゆきの質問

 

配布して頂けるという事で有難うございます。宜しくお願い致します。

 

次に若い方の状況についてですが、本市が平成30年3月に発表しました国民健康保険データヘルス計画の中で、

 

30歳代の若い方に関するデータが記載されておりまして、健康診断を受けた方の空腹時血糖値とヘモグロビンA1cの年度間の比較がされております。

 

その比較では、平成25年の診断結果と平成28年の診断結果が比較されておりまして、この3年間で空腹時血糖で基準を超えている人数は1割減少しているのですが、ヘモグロビンA1cで基準を超えている人数は2割も増えております。

 

 つまり、食後のみ血糖値が高い糖尿病予備群が検診を受けた若い方の中で増加している事が疑われます。

 

 そこで、空腹時血糖が高くなってしまう前に、食後の血糖値が正常かどうかを確認する事は糖尿病予防の一つの方策となりますが、

 

現在、民間の薬局にて指先の血液から血糖値を簡易検査できる場所があります。

 

 ゆびさきナビというホームページを見てみますと、本市内では、2件の薬局にて血糖値を簡易検査して頂ける事が分かります。

 

 国正町のふくおか薬局では、ヘモグロビンA1cの簡易検査を消費税込みの500円で行っており、1・2か月間の血糖の状況が検査できます。

 

また、もう1件の薬局では、血糖値の簡易検査を無料で行っていますので、食後に検査をしてもらえば食後血糖値が個人で確認できる事になります。

 

2件以外の他の薬局でも簡易検査できる場所があるのかもしれませんが、そこで質問致します。

 

市民の方が気軽に血糖値を確認できて食後高血糖にならない様に注意できる様に、

 

血糖値を簡易検査している薬局を市政だよりや市のホームページ等で紹介していく事を提案致しますがお考えをお聞かせください。

 

保健部長の答弁

 

血糖値の測定ができる薬局等の周知については、対応できる施設が限られているため、市政だよりやホームページで周知を図ることは適切でないと考えている。

 

市民には、糖尿病を早期に発見するために、特定健康診査等の結果を見るときには、糖尿病の指標となる空腹時の血糖値とヘモグロビンAcの値の双方を意識していただき、

 

一つでも高値が出ているようであれば、速やかにかかりつけ医へ相談するよう促している。

 

大原まさゆきの質問

 

それでは、今後、血糖値を簡易検査できる薬局数が増えていけば、市で紹介できるという事で良かったのか見解をお聞かせください。

 

保健部長の答弁

 

 血糖測定を気軽に行える薬局数が増えてきた場合には、医師会、薬剤師会の関係機関と調整を図り、適切な周知を図っていきたいと考える。

 

大原まさゆきの質問

 

 今後、薬剤師会に対しまして、簡易検査できる薬局の増加を打診して頂く事をお願い致します。

 

そして、食後の高血糖の危険性ですが、血糖値スパイクという言葉があります。

 

血糖値スパイクとは食事を摂る度に血糖値が急上昇する事から、糖尿病に進行するよりも前に、

 

血管内の壁を傷付けたり、場合によっては心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしてしまう事もあるとの事です。

 

その様な血糖値スパイクと呼ばれる食後高血糖を防ぐためにも、やはり気軽に簡易検査できる体制が必要かと考えますが、そこで質問致します。

 

ヘモグロビンA1cや、食後血糖値を簡易検査できる体制を例えばげんき館など市の施設で対応していく事につきましてお考えをお聞かせください。

 

保健部長の答弁

 

血糖の自己測定ができる機器を設置するためには、厚生労働省が定める「検体測定室に関するガイドライン」を遵守することが必要になる。

 

ガイドラインでは、常勤の医師、薬剤師等の運営責任者が自己測定を行う人に検査の説明を口頭で行う、検査用の個室等を整備するなどの詳細の規定があるほか、測定に必要なキットを取り扱うためには、管理医療機器販売業の届出を行うなどの薬事法における規定を順守することも必要となる。

 

そのため、岡崎げんき館に検体測定室を常設して、測定希望者に随時対応していくことは、施設の整備や専任職員の配置を要するなどの点から困難である。

 

一方で臨時の血糖測定会は、10月に実施された岡崎げんき館秋のげんきまつりで岡崎薬剤師会が行うなどの実績がある。

 

本市では、こうした機会の周知を積極的に行い、市民の糖尿病に関する意識の向上に役立てていきたいと考えている。

 

大原まさゆきの質問

 

 現在の状況では難しいかと思いますが、げんき館でなくても例えば、イオンモール岡崎にて月に2・3回行われていますまちかど保健室なども含めて、ご検討をお願い致します。

 

 また、血液を採取する事に抵抗のある市民の方には、尿糖検査紙も販売されているので、ご自宅のトイレで検査をしてみて頂けたらと思います。

 

そして次の質問ですが、本市が推奨している糖尿病の予防策についてお聞かせください。

 

保健部長の答弁

 

 本市では、糖尿病の発症よりも早い時期に起こると言われている食後高血糖を予防するための啓発として、食事のときに野菜から食べる「ベジファースト」と食後30分から1時間くらいの間にウォーキング等の軽い運動を行うことを進めている。

 

大原まさゆきの質問

 

市としては、食後のウォーキングというご答弁がありましたが、運動不足も糖尿病になりやすいと言われておりますので、

 

例えば幼少期からのスポーツに親しむ習慣付けも血糖コントロールにとって有効かと考えます。

 

また、ご答弁では、食事の順番を野菜から食べて、コメやパン、麺類など糖分を含む食品を最後に食べるベジファーストを推奨しているとの事でした。

 

これは、GI値と呼ばれる糖の吸収スピードの遅い食品や糖分を含まない食品から食べると、血糖値が上がりにくいからであります。

 

ところで、野菜の摂取量につきまして、厚生労働省の生活習慣に関する状況調査のデータを見てみますと、野菜摂取量につきまして

 

平成28年では男性の場合に、愛知県は日本全国で最下位でありまして、女性では愛知県は全国でも下から3番目となっております。

 

 通常の食事の順番で野菜から食べていたとしても、野菜を食べる量が少ない分、糖分を摂ってしまう事もありますので、

 

糖尿病との関連も否定はできないかもしれませんし、食事以外にも果物や菓子類、清涼飲料などの摂取も気を付けなくてはいけません。

 

 世界的な菓子メーカーでは、人が最も美味しいと感じる絶妙な味覚を研究しておりまして、

 

糖分、塩分、脂肪分の三つの配合割合を数学理論を使って解析しているという話もありますし、糖分は依存性がある事からマイルドドラッグと呼ばれる事もあり、なかなか手放す事はできません。

 

 そして、2016年にはWHOが糖尿病など生活習慣病の改善のために飲み物の砂糖に税金をかける砂糖税の導入を推奨した事から、アメリカやメキシコ、イギリスなど導入される国が増えております。

 

 それほど糖分の摂取はやめられない訳であります。

 

 そこで質問ですが、改めて血糖値のコントロールが難しい理由をお聞かせください。

 

保健部長の答弁

 

血糖値は、健康な人でも食事を摂取することによって変化している。一般的に糖尿病の人は血糖値を下げる働きをするインスリンの分泌能力が健康な人の半分程度まで落ちていると言われている。

 

内服やインスリン注射による治療を行っていても、インスリンの分泌を健康な人と同じ状態にすることができるわけではないため、

 

運動・食事等の生活習慣を改善していくことが必須であるが、度の糖尿病では自覚症状が顕著でないため、生活習慣の改善がおろそかになり血糖コントロールの不良が起こりやすいと考えられている。

 

大原まさゆきの意見

 

本市で亡くなった方の病気の割合を見てみますと全国と比べて本市で多いのが脳梗塞ですが、本市で脳梗塞で亡くなってしまう方が多い事は、本市で糖尿病が多い事ともしかすると関係があるかもしれません。

 

糖尿病の予防は脳梗塞の予防にも繋がりますので、気が付かないうちに進行してしまう糖尿病について、

 

若い方でも自分は大丈夫だとは思わずに、特に家族などの近親者に糖尿病の方がいらっしゃる場合には、遺伝的要素もありますので、隠れ糖尿病に気を付けて頂きたいと思います。

 

そして、市としましては糖尿病予備群の方々や糖尿病の治療中の方々に対しましても、

 

血糖コントロールについての情報提供を積極的に行う事をお願いしまして次の質問に移ります。丁寧なご答弁有難うございました。

 

 

 

骨の折れやすい子ども達について 

 

大原まさゆきの質問

 

それでは、次に骨の折れやすい子ども達についての質問に入ってまいります。

 

近年の子どもは骨折しやすいという話を耳にする機会がありました。

 

そこで、今回の一般質問で取り上げた訳でありますが、早速、質問したいと思います。

 

本市の小中学校におきまして、骨折した件数を事故の総数で割った発生率につきまして、過去と現在との比較をお聞かせください。

 

教育監の答弁

 

スポーツ振興センターの災害発生件数を基にした統計情報によると、岡崎市での平成5年度の小学校における骨折数を事故総数で割った発生率は16.7%、平成29年度の同数値は32.2%でした。

 

中学校における同数値は、平成5年度は20.7%、平成29年度は34.3%でした。

 

大原まさゆきの質問

 

本市の小学校では、平成5年度と平成29年度を比べますと、骨折している児童の割合が約2倍に増加している事が分かりました。

 

学校の管理下の災害 -基本統計-によりますと、子どもの骨折の発生率が40年前と比べて全国でもやはり約2.5倍に増えているというデータもある様です。

 

骨折が増えている原因は、子ども達のバランス感覚の低下や、筋肉量、骨密度の低下、身体全体の硬さや関節の硬さ、

 

また、腕や手の骨折が多い事から転倒時の身のこなし方の低下等々が挙げられておりまして、まとめて一言で言えば、運動不足が根本にあると言われております。

 

また、その一方で運動のし過ぎによるスポーツ障害も増加しており、ほとんど運動しない子どもと運動し過ぎの子どもの2極化が進んでいる事も懸念されています。

 

その中で、2年前の2016年度から全国の小中学校におきまして健康診断に運動器の検診が追加されました。

 

運動器検診とは、しゃがみこみができるかとか、腕や腰に痛みは無いかなどといった脊柱、胸郭、四肢、骨、関節といった身体の状況をチェックする検診です。

 

そこで質問ですが、今年度の運動器検診の結果で、四肢の状態について要受診と所見があった児童の人数と全体との割合を、

 

小学校6年生と中学校3年生についてそれぞれお聞かせください。

 

教育監の答弁

 

今年度、四肢の状態で要受診だった小学校6年生は20人(0.5%)中学校3年生は54人(1.5%)でした。

 

大原まさゆきの質問

 

中学校3年生の四肢について異常ありの内訳をお聞かせください。

 

教育監の答弁

 

中学校3年生の要受診54人のうち、上肢は4人、腰は10人、下肢は40人です。

 

下肢の内訳は、股関節1人、膝20人、足関節15人、しゃがめない2人、つめ1人、くるぶし1人です。

 

大原まさゆきの質問

 

運動器検診の結果について、本市の子ども達の運動器に関する状況の分析を行っているのかどうかお聞かせください。

 

教育監の答弁

 

学校の運動器検診で異常が見つかり、その後専門医を受診した子どもについて、専門医から学校で配慮すべきことについて指導等があれば、

 

それぞれの子供の状況に合わせた配慮や対応を該当の学校が行っています。

 

統計上運動器検診で異常が見られた子供の割合は少ないため、結果と専門医の指導は把握していますが、分析はしていません。

 

大原まさゆきの質問

 

小学生と比べまして、中学生の方が運動器に異常があるのは、もしかすると部活動の練習のし過ぎによるスポーツ障害の可能性もありますが、

 

運動不足や運動過多につきまして、運動器検診の結果を分析しまして、異常が見つかってから病院に連れていくよりも、

 

事前の予防の観点から、子ども達の健康に役立てて頂く事をお願いしたいと思います。

 

次に子ども達の発育についてお伺いしていきます。

 

先ほどから運動不足による身体の硬さ等を述べてきましたが、靴による足の発育への悪影響も懸念されています。

 

例えば、偏平足や、浮き指などになってしまい運動しにくい状態やバランスの悪い症状が出てしまうケースがある様です。

 

そこではだし教育やはだし保育について質問を致します。

 

本市の小学校や保育園等におきまして、裸足で走ったり運動を行う様な、はだし教育やはだし保育を行っているところがあるのかお聞かせください。

 

教育監の答弁

 

現在、はだし教育を実施している小学校はないと把握しています。

 

子ども部長の答弁

 

公立では1カ所、矢作こども園で実施しています。

 

私立保育園につきましては、大門保育園と中島保育園の2園で実施していると聞いています。

 

大原まさゆきの質問

 

はだし教育でありますが、例えばモデル校として小学校、中学校それぞれに1校ずつはだし教育を導入していただく事を提案致しますが、見解をお聞かせください。

 

教育監の答弁

 

岡崎市でも昭和5060年代に、業間体育の時間を設定し教員とともに裸足で走るなどの活動をしていた学校があったようですが、

 

運動場を裸足で走ることは、けがの発生等の危険も伴うことから、現在ではそのような活動をしている学校はありません。

 

体育の授業は、子供の安全を第一に考え、靴を履いて行うことがほとんどであり、

 

放課も、自由に遊ぶ子供からは教師の目が離れやすいため、危機管理の面から裸足で遊ばせることはありません。

 

裸足で活動することが子供の成長に良い影響を及ぼすという話も聞いた事はありますが、子供の安全を守り衛生を確保するという観点から、現在の学校環境の中で、

 

教育委員会として、はだし教育をモデル校として導入することは検討していません。

 

大原まさゆきの質問

 

 埼玉県春日部市の小渕小学校では、はだしで脳を鍛える学校をキャッチフレーズにしまして、

 

40年近くはだし教育が行われており、目的は身体能力の向上だけにとどまりません。

 

 また、本日の中日新聞朝刊の西三河版にて、はだしによる効果に触れた特集記事もありました。

 

 一度、ご研究をお願いしたいと思います。

 

次に、はだし保育については、公立のこども園で1園、実施されているとのご答弁でした。

 

今後、他の園にもはだし保育を拡大していく事を提案致しますが、見解をお聞かせください。

 

子ども部長の答弁

 

裸足で過ごすことが発達に良い影響を与えることは、昔から言われており、実際に岡崎市の公立保育園でも、運動会の時期や夏場など、限定的に「はだし保育」を取り入れていたこともございました。

 

ただ、1995年に発生した阪神淡路大震災をきっかけにして、状況は大きく変わりました。

 

園における危機管理が厳しく問われるようになり、「地震が起き、建物等に被害が出た場合、

 

裸足だとガラスの破片等で怪我をしてしまう」ということで、現在では、基本的に靴や上履きを履くことが重要視されています。

 

このため、じゅうたんの上などで上履きを脱ぐ際にも、持ち運びできる「シューズ箱」等に入れ、すぐに持ち出したり履かせたりすることのできる対応がとられているような現状がございます。

 

矢作こども園は、園庭の芝生化によって環境が整っていることから、9月から10月中旬にかけて、

 

園庭での「はだし保育」を実施することができていますが、園によって施設の状況は異なります。

 

今後の拡大導入につきましては、そうした危機管理面や施設の整備状況など、各園の実情に合わせた対応を考えていきます。

 

大原まさゆきの質問

 

防災面等から、なかなかはだし保育の拡大は難しい面があるのかもしれませんが、園の設備の状況をみながら、進めて頂く事をお願いしたいと思います。

 

そして、平成26年12月に、私の一般質問にてコーディネーショントレーニングの導入を提案した事がありました。

 

コーディネーショントレーニングとは、普段はあまり使わない筋肉や神経を刺激する事で、身体の操作性やバランス感覚等を養い、

 

遊び感覚で個々の運動能力の高まりを実感でき、プロスポーツ選手にも取り入れられているトレーニングです。

 

当時のこども部長さんのご答弁では、各保育園にて運動遊び等を取り入れていくとの事でしたが、その後の実施状況をお聞かせください。

 

子ども部長の答弁

 

毎年、保育士や保護者を対象にして、専門家による運動遊びに関する研修会を実施しており、そこでの学びを保育に取り入れるよう努めています。

 

これにより、現場からは「バランスをとる力、体を支える力、体を大きく使って遊ぶ力などが、生活や遊びの中で自然に育ってきている」といった、効果を実感する声があがっています。

 

大原まさゆきの質問

 

コーディネーショントレーニングについて、一部の小学校をモデル校として導入する事を提案致しますがお考えをお聞かせください。

 

教育監の答弁

 

感覚の働きと体の動作を効率よく調和させ、状況にすばやく反応し、適切に体を動かすために有効とされているコーディネーショントレーニングについては、同様の効果をもたらすと考えられる運動を、

 

学習指導要領に基づき、体育科の「体つくり運動」の授業の中で、継続的に各学校が工夫を凝らして実践しているため、

 

改めてコーディネーショントレーニングという形で、モデル校として指定して取り入れていくことについて、現在検討していません。

 

大原まさゆきの質問

 

コーディネーショントレーニングは、運動嫌いな子どもを減少させる効果もあると言われており、一度、ご検討をお願いしたいと思います。

 

次に、公園の整備についてお伺い致します。

 

現在、スポーツに熱心に取り組む子どもと運動不足の子どもの二極化が進んでいると言われております。

 

そんな中で、子ども達が気軽に運動やスポーツができる身近な公園の重要さが増していると考えます。

 

本市のスポーツに関する設備では、例えばバスケットゴールは、大門河川緑地や上地4丁目の大久後公園、井田グラウンドなどに設置してあり、

 

奈良井公園には使用頻度が分かりませんがローラーブレード場があり、六名公園や牧平公園、中央総合公園にはテニスの壁打ちができる場所があります。

 

 その様なスポーツが気軽にできる設備を街区公園や近隣公園にて、地域の方々の要望を聞きながら増やして頂けたらと考えますが、そこで、六名公園のテニスの壁打ちについて質問を致します。

 

 六名公園のテニスの壁打ちですが、野球などのピッチングやサッカーやフットベースなどのキック練習など、

 

テニス以外のスポーツでも利用可能にしていく様に、例えば、コンクリート製の頑丈なものに改修していく事で、利用者の幅を広げまして運動する機会を増加させていく事を提案致しますが、お考えをお聞かせください。

 

都市整備部長の答弁

 

六名公園のテニスの壁打ちは、一人でテニスの練習ができることから、平日でも利用者が絶えない人気の施設でございます。
 
特に、傷んだところもなく今のところ改修する予定はございませんが、将来、改修が必要となった時には、利用者のニーズを確認したうえで、野球やサッカーなど他のスポーツに対応するものとするかどうか、検討することになるだろうと考えております。

 

大原まさゆきの質問

 

ぜひとも、より多くの方が利用できるようご検討をお願い致します。

 

そして、豊田市の鞍ヶ池公園や刈谷市のハイウェイオアシス、碧南市の臨海公園にある屋根付きの広場の様に、

 

雨の日でもキャッチボール等々などができる様に既存の公園を一部、屋根付きに整備していく事を提案致しますがお考えをお聞かせください。

 

都市整備部長の答弁

 

「お天気を気にせずに子供を遊ばせたい」という声があるのは、承知しております。

 

先ごろ、「おかざきっ子 育ちプラン」の改定のため、市に対してどのような施策を期待するのか、

 

市民の意向を把握するため、先ごろアンケート調査を実施いたしました。

 

その項目の中で、「全天候型の遊び場の整備など子どもの遊び場の充実」を選択肢に入れて尋ねておりました、

 

現在、その結果を取りまとめております。私どもとしては、その結果も踏まえて、屋根付き広場を設置するかどうか、今後考えてまいりたいと思っております。

 

大原まさゆきの意見

 

 ぜひとも、現在、ゲームなどで運動不足になりがちな子ども達のためにも、宜しくお願い致します。

 

そして、籠田公園が現在、整備中ですが、今まで使用してきた遊具を再び設置すると聞いております。

 

そこで、遊具が老朽化するなどの改修時には、例えば豊田市の鞍ヶ池公園にあるようなロープの網を組み上げた山や、ふわふわドームを設置するなど、

 

子ども達に人気がある施設を配置する事で、親子等の賑わいを創出すると共に、熱心に遊ぶ事から運動不足の解消にもつながる事が考えられます。

 

人員の配置など課題もあるかとは思いますが、市全体で幼少期から運動やスポーツに親しむ習慣は、大人になってからの糖尿病対策にも繋がるかと思われます。

 

ぜひとも、戦略的な方向性を持って市政運営・行政経営を進めて頂く事をお願い致しまして、次の質問に移ります。丁寧なご答弁有難うございました。

 

 

 

 

 

 随意契約について

 

大原まさゆきの質問

 

それでは、次に随意契約についての質問に入ってまいります。

 

地方自治体が契約を行う際には、地方自治法第234条第2項により、複数の事業者による入札を行う事が原則であります。

 

そして、入札ではなく、随意契約が行える場合とは、地方自治法施行令第167条の2第1項により、

 

契約の性質や目的が競争入札に適しない場合や、緊急の必要により競争入札に付する事ができない場合、競争入札に付する事が不利と認められる場合などに限られております。

 

そして、随意契約を行う場合でも、2者以上の業者から見積もり書を提出してもらう努力義務が課せられており、

 

1者のみの特定の事業者を指定して契約を行う特命随意契約は、例えばその事業者だけが扱っている製品しかない場合や、

 

元々の設備設置から関わっており、独自のメンテナンスや保守作業を契約する場合などに限られております。

 

 そこで、質問ですが、契約を行う事に制限がかけられている随意契約につきまして、まずメリットとデメリットをそれぞれお聞かせください。

 

総務部長の答弁

 

随意契約のメリットは、運用が適切であれば、事務の簡素化を図ることができ、信用や技術力に優れた企業と、交渉によって適切な価格で契約することが可能です。

 

デメリットは、運用が不適切であれば、契約金額が高止まりになる可能性があることです。

 

大原まさゆきの質問

 

随意契約のメリットは事務の簡素化、そしてデメリットは金額が高止まりになる可能性があるとの事でした。

 

随意契約の場合では、入札の様に価格競争がされにくく、また、事業者側の見積もり具合の影響を大きく受けてしまう傾向があります。

 

そしてご答弁では、企業側との交渉という言葉が出てきましたが、そこで質問致します。

 

相手方との交渉も含めて、本市が随意契約を行う際の適切な運用について心がけている事をお聞かせください。

 

総務部長の答弁

 

随意契約の相手方となる企業などの選定や契約金額等の妥当性を検討し、公正・公平な契約が行えるように、心がけております。

 

大原まさゆきの質問

 

公正・公平な契約という事でしたが、契約には相手方の存在が必要ですし、行政側と事業者側双方の公正さが重要であります。

 

京都府八幡市や岩手県北上市など複数の自治体では、随意契約における適正かつ円滑な運用や公正な見積もりの確保などのために、

 

随意契約について見積もりをしようとする事業者が守らなければならない事項を定めた随意契約見積心得を策定しております。

 

そこで質問ですが、事業者側が守る随意契約見積心得を策定する事を提案致しますがお考えをお聞かせください。

 

総務部長の答弁

 

本市におきましては、一般競争入札や指名競争入札に係る心得を策定して入札参加者に周知しておりますが、

 

随意契約見積もりの心得については策定しておりません。

 

今後、他市の状況を見ながら、策定について検討していきたいと考えます。

 

大原まさゆきの質問

 

ご答弁では、他市の状況を見ていきたいとの事でしたが、ぜひ随意契約見積心得の策定に向けてお願い致します。

 

次に随意契約の透明性の質問に入っていきます。

 

本市では、市のホームページにて特命随意契約一覧が公開されておりまして、入札ではなく随意契約に至った理由が掲載されております。

 

しかし、現在ホームページで公開されている理由は、かなり簡略化されておりますので、契約理由の詳細までは分かりません。

 

また、担当課や契約の相手方、契約の金額とともに、相手方を選んだ理由を説明している随意契約理由書については現在では、

 

内部の資料であるために、開示請求の手続きをしないと見る事ができず、書類の開示請求には、手間と日にちと料金がかかってしまいます。

 

そこで質問ですが、契約手続きの透明性を図るためにも、千葉県柏市や宮崎県都城市の様に随意契約理由書を誰でも気軽に見られる様に市ホームページや市政情報コーナーにて公表する事を提案致しますが、お考えをお聞かせください。

 

総務部長の答弁

 

平成30年度契約分から、契約の透明性を確保するために重要と考え、四半期ごとに、その理由を含めた内容を特命随意契約一覧としてホームページで公開しております。

 

詳細を知りたい場合は担当課に問い合わせることができるように、お問い合わせ先と電話番号を掲載する現在の公表方式としております。

 

今後も、よりよい公表手法について検討していきたいと考えます。

 

大原まさゆきの質問

 

ご答弁では、随意契約に至った詳細を知りたい場合には担当課に直接問い合わせができるとの事でありましたが、それでは大変、不便であります。

 

随意契約には、金額が高止まりになってしまうという点に加えまして、繰り返しになりますが透明性の点でもデメリットがあります。

 

ぜひ、ホームページにて随意契約に至った理由書の公開をご検討頂きたいと思います。

 

そして、透明性の更なる確保としまして、市民の皆様に対しまして、競争入札ではなく随意契約を行う際の判断基準などを示していく事も重要であります。

 

そこで質問ですが、大阪市や、さいたま市の様に随意契約についての標準的な解釈や判断基準を示すと共に、

 

市民に対する説明責任を果たすためにも、随意契約ガイドラインを市ホームページや市政情報コーナーにて公表する事を提案致しますがお考えをお聞かせください。

 

総務部長の答弁

 

本市におきましても、随意契約ガイドラインを策定しておりますが、職員向けのシステム入力マニュアルを兼ねておりますので、現在は公表をしておりません。

 

システム入力マニュアル部分と分離することで公表することは可能ですので、今後、公表に向けて、内容を見直してまいります。

 

大原まさゆきの意見

 

ご答弁では、今後、ガイドラインを公表に向けて見直していくとの事でした。有難うございます。

 

随意契約ガイドラインの公表をしている自治体の一つであります北海道旭川市では、市民の皆様に判断基準を明確にするとともに、

 

競争性の無い1者特命随意契約につきまして、本当に随意契約に該当するのかという視点から自ら見直しを図りまして、件数をほぼ半減させて、随意契約から競争入札へと移行させ、高止まりになりがちな契約金額を安くさせております。

 

本市でも、随意契約につきまして更なる透明性の確保と支出削減に努めて頂きます事をお願い致しまして、今回の私の一般質問を終わります。有難うございました。

 

今回、お世話になった書籍たちです。

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長いブログを最後までお読みくださり有難うございました!!

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