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2020年11月 9日 (月)

5万円支給についての採決直前に、急遽、日にちが延期されました・・・

5万円支給についての採決直前に、急遽、日にちが延期されました・・・

議会が始まった直後に議事進行動議がかけられ、議会が一時中断。

先日、市長が一部マスメディアに対して、「採決前に原案を取り下げる。」と発言した事についての緊急質問が行われました。

 

その後、予定通りの会議に戻り、午後3時頃には私の出番となりました。

以下に大原まさゆきの質問に対する、財務部長市長の答弁を掲載します。

 

大原まさゆきの質問

 財政状態の分析指標についてお聞き致します。

 財務的な安定性や安全性を図る流動比率という指標があります。

 これは流動資産を流動負債で割って求められる比率でありまして、理想値は200%以上と言われており、100%以上あれば良好な状態と言えます。

 言い方を変えますと、現金や預金などの資産の金額が、未払金や1年以内に償還する市債などの負債の金額の2倍ある事が理想と言われておりますが、

この度の応援給付金が給付された場合、財政調整基金の81億3340万5000円が取り崩されまして、残高がゼロとなる訳ですが、ゼロとなった場合に、流動比率は何%から何%になるのかお聞かせください。

財務部長の答弁

 地方公会計制度では、財政調整基金は流動資産に、その他の特定目的基金は固定資産に整理されます。

 そこで、おかざき市民応援給付金が給付された場合の流動比率を、一般会計等ベースの平成30年度決算における貸借対照表で試算しますと、210%から86%になります。

 

 

大原まさゆきの質問

 財政調整基金を全額取り崩してゼロになったケースが他の自治体であれば、その原因も合わせてお聞かせください。

財務部長の答弁

 財政調整基金がゼロになった他団体のケースという事ですが、平成29年度決算における福井市、これは記録的大雪による多額の除雪費への対応などによるものです。

 令和元年度末決算における京都市でも例がございますが、こちらは原因が不明です。

 

大原まさゆきの質問

 新型コロナウイルスの影響によりまして税収の減少が懸念されるところでありますが、今年度末及び来年度の税収減の見込みはいくらなのかをお聞かせください。

財務部長の答弁

 今年度末では、法人市民税の減などにより、税収減が見込まれますが、具体的な金額については、現時点では不明でございます。

 来年度の税収減の見込みにつきましては、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、リーマンショック時の減収を参考に、約70億円の減収と見込んでおるところでございます。

 

 

大原まさゆきの質問

 ご答弁では、流動比率は86%となり100%を切ってしまい、財政的に良好な状態とは言えない数値になる事が分かりました。

 また、財政調整期金がゼロになった他の自治体ですが、大雪などの費用がかかったという事で、意図的にゼロにした自治体は無い様であります。

 続きまして質問ですが、今年度も含めまして、過去に本市にて財政調整基金を年度途中で1億円を超えて活用した事例を確認させてください。

財務部長の答弁

 財政調整基金を年度途中で1億円以上取り崩した例という事でございますが、令和2年度、今年度でございますが、新型コロナウイルス感染症対策として、約24億5,500万円を、

また平成23年度に、中小企業の雇用の安定と維持を図るため、中小企業緊急雇用安定補助金に約3億6,900万円を取り崩しております。

 

 

大原まさゆきの質問

 市長さんに新たな質問をちょっとお願いをしたいと思います。

 財源の内容を初めて知った時の感想をお聞きをしたいんですが、先ほどコンベンションホールの財源80億円が現金で無かったという事を知らなかったという真摯なご答弁がありました。

 で、選挙が終わりまして市長就任後、一人5万円を配るための195億の財源を、内容を形作っていく時に初めて、財政調整基金をゼロにして、5つの基金もゼロにするというものを初めて見た時の率直な感想をお聞かせ頂けたらと思います。以上です。

市長の答弁

 感想という事でございますけれども、自分が想定していたよりも使えるものは少なかったというのが、私からの感想です。

 それだけに使えるものは全て使わせて頂かなくてはいけない。その分、歳出の見直し、あるいは行政改革、そして今回提出をさせて頂いている給料のカット、退職金の廃止、

こうした身を切る改革やできる事を全てやって市民の命や暮らしをコロナから守っていかなければならないと思ったのが感想でございます。

 

 

大原まさゆきの質問

 最後に1点、市長にお聞きをしたいと思います。

 先ほどの鈴木ひでき議員の質問とも少し重なる部分があるかもしれませんが、市長の他の公約についての影響をお聞きしたいと思います。

 今のご答弁で、使えるべき財源が思ったよりも少なかったというお話でありましたけれども、例えば、この一人5万円を支給をしまして195億円を出しながら、市長が他に掲げている公約、30人学級ですとか、福祉のまち日本一ですとか、

他の公約も両立ができるとお考えなのかどうか、そのあたりをお聞きしたいと思います。以上です。

市長の答弁

 確かに、取捨選択を迫られる事になると思います。そして今まで想定した通りにできる訳では無くなるという事も覚悟しなければならないというのは確かだと思いますが、限られた財源の中でもやれる様に、努力をしていきたいと思っています。

Photo_20201109191301

写真は、本日の質問の様子です。

 

全ての議員の質問が終わった午後4時頃、再び、議事進行動議がかけられて、またまた議会が中断!

自民清風会からの提案で、

”市長の答弁の内容があいまいで抽象的なため、資料の提出を求め、より深い議論をするために議会の会期延長を提案する”

との発言がありました。

 

そして、資料提出を求める事と会期を延長する事について、全ての議員で採決がとられました。

ほとんど多くの議員が賛成する中で、

鈴木まさこ議員(日本共産党岡崎市議団)

中根よしあき議員(日本共産党岡崎市議団)

三塩なつみ議員(無所属)

大原まさゆき議員(無所属)

の4名が、会期延長に反対しました。

 

私が会期延長に反対した理由は、

議会前のヒアリングの段階から、ほとんどの議員が195億円にもなる6つの基金を全額取り崩す事についての来年度の影響を、職員に聞いているとは思うのですが、

職員からは、「来年度の予算が組まれてないので、お答えの仕様がありません。」と言われているはず。

 

そういう状況の中で、来年度の資料を求めたとしても、本日の答弁よりも精度の高い内容の資料が出てくるとは思えないし、

市民からすれば、本日の議会で一人5万円支給するのかどうかを可決なり、否決なりして、一旦、決着をつける事で、

市長の行動が一日でも早く次の段階に進む事を望んでいると考えます。

 

そうして、市長側と議会側の着地点を早期に見つける事だと考えるからです。

 

本日は、今までに無い激動の議会でした・・・

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