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2022年3月22日 (火)

3月議会の閉会日。来年度の予算(案)に関する討論と採決を行いました!

3月議会の閉会日。来年度の予算(案)に関する討論採決を行いました!

 

私が発言した討論の全文を、実際の言い回しとは若干異なる部分もありますが以下に掲載します。

 

 無所属の大原まさゆきです。

 本3月定例会に上程されました52件の議案のうち、第35号議案につきましては反対の立場から、その他の51件の議案につきましては賛成の立場から討論を行います。

 まず、第5号議案、工事請負の契約についてであります。

 緑丘小学校の校舎増築工事の金額としまして2億4090万円が計上されております。

 これは特別教室用の校舎を新しく建てる費用と、現在の特別教室を5つの通常教室に改修する費用との事です。

 緑丘学区では、新たな戸建て住宅の増加による将来的な児童数の増加が見込まれており、また、現在、需要が大変多い児童育成センターも新たな校舎内で増員されるとの事でありまして、必要な費用と考え賛成します。

 

 次に、第13号議案、岡崎市議会の議員の議員報酬等に関する条例等の一部改正についてであります。

 これは一般の議員の場合で、月額3000円の減額をし、期末手当の支給割合も引き下げる内容となっております。

 新型コロナウイルスの第6波による影響によりまして愛知県内では延期をされてきました“まん延防止等重点措置”が昨日をもって解除となりましたが、現在、経済的に大変、影響を受けている方々がいらっしゃいます。

 また、本市の市税収入につきましては若干の回復傾向は見られる様ではありますが、やはり、市民の生活や地域経済への影響が続いておりますので、議員報酬の引き下げに賛成致します。

 

 次に、反対を致します第35号議案“令和4年度岡崎市一般会計予算”でありますが内容につきまして一つずつ説明をしていきます。

 まず、反対する部分でありますが、2款、総務費、おかざき乙川リバーフロント交流拠点整備業務についてでありまして2209万9000円が計上されております。

 また8款土木費、乙川リバーフロント地区施設管理業務の中の土地賃借料につきましては、1167万6000円が計上されております。

 内容につきましては太陽の城跡地の活用事業として旧コンベンション事業を新たな方向性で進めていく内容の費用でありまして、事業契約に向けての施設規模等の精査や、優先交渉権者との協議、事業用地の一部についての賃借料の支払い経費との事であります。

 私は、旧コンベンション事業の予算につきまして反対をしてまいりました。

 施設の完成について期待をしていらした市民の方々や、事業を進めるにあたって懸命に動いていらっしゃった事業者や本市の職員の方々など関係者の皆様に対しまして、私は議員として賛成か反対かどちらかを表明しなくてはいけない中で、申し訳なく思っておりました。

 しかし、その一方で、市内の公共施設と道路や橋などインフラについて将来、多額の修繕・更新費用が不足する事が試算されている中で、公共施設の量とインフラの量が増加している事や、

さらにコンベンション施設を運営していくにあたり経営の黒字化が大変、難しい事が市側のご答弁でも説明されてきた事、15年間分の光熱水費を市が支出していく事等々に懸念がありまして、また、市民の皆様からも反対するべきとのご意見も伺い、予算に反対をしてまいりました。

 そして、今後は、新たな方向性での(仮称)乙川リバーフロント交流拠点整備業務と名称も変更していくとの事であり、太陽の城の跡地への建設後のイメージ図も発表されました。

 また、一部の方のご意見なのかもしれませんが、私のところには、「以前の旧コンベンション事業の計画のまま建設して欲しかった。」というご意見を伺っております。

 そして、必要性の観点から申し上げますと、先ほど、賛成意見を述べました緑丘小学校の増築の場合は必ず必要な予算であります。

 教室が足りなければ子ども達の勉強する部屋がありません。

 その事と比べますと、太陽の城跡地の活用として旧コンベンション事業を新たに見直した施設の建設に向けた費用につきまして、必要性は低いと考えますし、

本市が策定されました公共施設等総合管理計画の内容として、将来の公共施設・インフラの修繕・更新費用が498億円不足する試算がされている中で、公共施設や道路・橋などのインフラの量が増えている事、

原則、新規のハコモノ建設は行わない事が定めてある事、

そして、公共施設の量を15%縮減し、インフラは5%の縮減が必要であると明記されている事などからも、太陽の城跡地の活用方法はコロナ禍が終息した後に、改めて熟考していくべきだと考えます。

 そして、まずは現在のコロナ禍で身体的、経済的、またコロナへの感染の不安によって通学や登校が心理的に困難になってしまっている子ども達など、お困りの方々への支援の方を優先課題としまして、予算計上していくべきだと考えますので、本業務に反対と致します。

 

 次に、3款民生費、保育園費のうち園児健康管理業務の医薬材料費としまして、保育園とこども園でのむし歯予防の為、園児が薬剤を使用してうがいをするフッ化物洗口の分が5万円計上されております。

 そして10款教育費、学校保健・環境衛生関連業務の消耗品費の中で、小学校におきまして児童が使用するフッ化物洗口の分が64万9000円計上されております。

  フッ化物洗口は、むし歯予防への効果と身体の小さな子どもに対する毒性の影響に関しまして、学識者や歯科医師等が賛成派と反対派に分かれて議論も続いている中で、

WHO世界保健機関では“6歳未満の子どもには、フッ化物洗口は実施してはいけない”と禁止し、さらに“フッ素入り歯磨き剤の効果は、今後、研究が必要である”という記述のあるテクニカルレポートを発表しておりますが、日本では、このレポートの正確な内容が知られていない状況であります。

 やはり、大人と異なり身体の小さな子どもに関しては、慎重に判断すべき内容だと考えます。

 そして、2011年には日本弁護士連合会からは、園児や小学生に対する集団フッ素洗口・塗布の中止を求める意見書が、厚生労働省、文部科学省、各地方自治体に対して提出されている事からも、

私は、保育園、こども園、小学校にて実施されているフッ化物洗口にて使用される薬剤費について反対を致します。 

 そして、意見でありますが、フッ素化合物によるむし歯予防よりも、もっと根本的な予防法があります。

 そもそもむし歯の原因でありますむし歯菌は、主に家族間で同じ食器を使用したり、食べ物を口移しする等、唾液から感染するものでありまして、口の中に常在菌がまだ居ない3歳ごろまでにむし歯菌を感染させない事が、その人が一生、むし歯になりにくいかどうかを決めてしまいます。

 そういった事から、むし歯の予防で最も重要なのは、特に家族間で唾液感染させない事でありまして、私が一般質問で取り上げた後、平成31年に発行されました健康おかざき21計画(第2次)の中間評価報告書の中で、だ液によるむし歯の母子感染について啓発していく事を明記して頂きました。有難うございます。

 現在、離乳食教室の中でお母さん方に向けて啓発をして頂いていると聞いておりますが、今後、市のホームページや市政だよりなど更なるだ液による母子感染の啓発を行って頂き、高齢になっても自分の歯で食事ができる人の割合が増加するように根本的な虫歯予防を強くお願いしたいと思います。

 

 次に、同じく反対する部分としまして、7款商工費のうち、外国人観光客誘致業務が528万1000円の予算が計上されております。 

 現在、新型コロナウイルスの感染者数が高止まりの状態から減少傾向にある様ですが、今回の議会でもPCR検査等の費用増額の予算が計上されているなど、今後の状況や、いつ終息するのかは不透明であります。

 そこで、新型コロナウイルスが、今後、どの様な収束の仕方をするのか分からない中では、外国人観光客誘致業務の予算は計上するべきではないと考えますので、反対と致します。

 

 次に、賛成をする部分でありますが何点か意見を申し上げていきます。

 4款衛生費、スマートウェルネスシティ推進業務としまして758万2000円が計上されておりますが、この中にヘルシーメニュー推進委託料が含まれております。

 これは、市内の飲食店と協力し野菜たっぷりメニューを提供して頂いたり、スーパーやコンビニなどで野菜摂取に向けた紹介用のポップを設置して頂くなどの、野菜摂取量を増やすための取り組みを行っていく予算との事であります。

 以前に、私の一般質問でも取り上げましたが、野菜不足と病気との関係性が考えられる事からも、今後も引き続き市民の野菜摂取量向上のため、取り組みをお願いしまして賛成致します。

      

 次に、7款商工費のうち、ものづくり共創支援業務、戦略推進委託料としまして880万円が計上されております。

 これは、地元の製造業及び周辺産業などへの支援としまして、市内のものづくり企業がベンチャー企業や研究機関、NPOなどとの連携し、セミナーやイベント等を通して新たな価値を創造していく産業振興策との事です。

 また、中小企業対策費としまして創業・起業のしやすい環境整備の費用が660万円計上されております。

 中小企業は地域における経済の活性化を促進し、国全体の活力の維持や強化に繋がっているなど重要な存在でありますので、中小企業の経営基盤の安定化や、自立した事業の競争力向上等のための支援策を今後、さらに進めて頂く事をお願いし賛成と致します。

 

 次に、8款土木費のうち河川改修業務としまして測量設計委託料が2103万2000円計上されております。 

 これは、乙川・六斗目川関連施設整備鹿乗川上流支川の改修費用との事です。

 また、総合雨水対策施設整備業務としまして総合雨水対策施設工事請負費が957万円計上されております。

 これは、矢作北中学校の敷地内に浸透マンホールを設置していく費用との事です。

 浸透マンホールとは雨水を地中に浸み込ませる事によりまして、河川に流れ込む雨水を減少させ、河川氾濫の水害リスクを低減させる目的があります。

 地域の排水能力の向上や市民の皆様の生活環境の向上のためにも必要な業務だと考え賛成致します。

 

 次に、若松線整備業務としまして2億8107万8000円が計上されております。

 若松線が開通しますと、藤田医科大学岡崎医療センターへの通行など東西のアクセスが大変、便利になります。

 また、この業務と連携して県の事業として行われる砂川の河川改修もあります。

 砂川の地域では、東海豪雨や八月末豪雨にて床上浸水、床下浸水の被害があった地域でもありますので、河川の改修によりまして、より安全性が高まる事になります。

 若松線及び砂川の河川改修の完成につきましては令和18年度頃と聞いておりますが、今後のスムーズな工事の進捗をお願いし賛成致します。

 

 次に、南公園整備業務としまして3022万9000円が計上されております。

 この中で契約等支援委託料としまして、南公園の整備をしていく事業の内容と、民間事業者の選定方法などを検討し、実施方針を策定していく費用との事であります。

 また、雨の日でも遊べる屋根付きの広場の検討もなされていると聞いております。

 コロナ禍の影響によりまして運動を活発に行う子ども達と、運動不足の子ども達の更なる2極化が進んでいるという報道もありますので、市民に喜ばれ、天候を気にせずに大いに活用される施設になる事を期待しまして賛成致します。

 

 次に、9款消防費、災害対策設備整備工事請負費としまして、99万円が計上されております。

 これは避難所に指定されている福岡中学校など、来年度としては、まず6校の小・中学校におきまして事前設置型の特設公衆電話の回線を整備する費用であります。

 以前に、私の一般質問でも取り上げた内容ですが、予算に計上して頂きまして有難うございます。

 特設公衆電話とは災害時の発信専用の電話でありまして、通信が混雑している場合でも、優先的につながりやすく通話料が無料の電話となっており、緊急時の連絡手段として市民の方々が活用できる事になり大変、利便性が高まります。

 過去に起きました最後の東南海地震が今から78年前の1944年に発生し、東海地震では168年前の1854年に発生しております。

 実際の地震発生の間隔は、おおよそ100年から150年周期でプレート境界地震が起きておりますので、今後の災害への備えのためにも賛成致します。

 

 次に、10款教育費、教育研究委託業務、教育研究事業委託料としまして218万5000円が計上されておりますが、この中では、職場体験や、社会人を講師として中学校に招いて、働く事についての講演を行って頂いたり、

また生徒達が自分自身を見つめ、自分に向いている適正は何かを考えたりするキャリアスクールプロジェクトの取り組みの予算が含まれております。

 こちらも私の一般質問にて以前に取り上げましたが、目的意識が無いままに何となく進学し、そして何となく就職した後で、自分の進路に迷ってしまう様な若者が減少しまして、

そして、コロナ禍の影響で様々な制限もありますが、夢や希望に向かって自ら考え、努力できる中学生が更に増えていく事を期待し、また今後、更にキャリア教育の取り組みにつきまして力を入れて頂く事をお願いしまして賛成致します。

 以上、意見を申し上げまして私の討論と致します。

 

以下に、52件の議案に第53号議案、第54号議案も合わせて、議長を除いた各会派と無所属議員の賛成反対かの採決の状況を掲載します。

自民清風会(15名)        54件の議案に全て賛成

民政クラブ(8名)         54件の議案に全て賛成

チャレンジ岡崎(4名)       54件の議案に全て賛成

公明党(3名)           54件の議案に全て賛成

無所属(6名)

・日本共産党岡崎市議団(2名)   第1号、第11号、第13号、第20号、第35号、第36号、第37号、第38号、第39号、第40号、第42号、第43号、第48号、第49号、第50号の15件の議案に反対その他の39件の議案については賛成

・田口正夫議員           54件の議案に全て賛成

柳けんいち議員          54件の議案に全て賛成

三塩なつみ議員          54件の議案に全て賛成

大原まさゆき           第35号議案の1件の議案のみ反対その他の53件の議案については賛

 

以上となります。

 

私は、予算に関して全て賛成でもなければ反対ばかりでもなく、一つ一つの業務に関しまして、市民の皆様にとって必要なのかムダなのかを考えて、賛成か反対かを表明していく”是々非々”の立場で今まで議員活動を行ってきましたし、今後も更なる資質の向上を図りながら議員活動を行ってまいります!

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