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2022年7月11日 (月)

「戦後レジームからの脱却」

「戦後レジームからの脱却」

 

安倍晋三元首相が凶弾に倒れました。

総理大臣の在任期間が日本の歴史上最も長い3188日となる安倍元首相の言葉で印象的なものを挙げると、

戦後レジームからの脱却」が私は強く印象に残っています。

1945年の終戦から半世紀以上も経っているのに”戦後レジームから脱却”しなくてはいけない理由が、安倍元首相にはあったのだと考えます。

 

安倍元首相の提言とは若干異なるのかもしれませんが、私は私を含む多くの日本人の「歴史認識」を改める事が必要だと考えています。

戦争が終わったからといってそれで全てが終わる訳ではありません。

東京裁判が終われば、それで完了でもありません。

どちらが先に仕掛けたのか、戦争を起こした意義や理由、経緯、そして国民性までも捏造される事があるからです。

 

敗戦直後であれば捏造に対して反論する気力も体力も無い事は十分理解できますが、嘘を何十年もほっておくといつのまにか真実にされてしまう事があります。

私は決して、戦争そのものを美化するつもりはありません

しかし、私達、多くの日本人の歴史認識が違っているのであれば、それは正していくべきですし、間違った認識が諸外国に広がっていく事も防ぐ必要があります。

 

自分や家族を守る為には、国を守る事が必須です。

そして国を守る為には、自分自身が生まれ育った国の歴史をきちんと理解する事が重要です。

 

その理解の中で、

・過去にどの様な過ちや反省点があるのか。

・今後、国として同じような失敗をしない様にするにはどうしたら良いのか。

・その為には国民個人がどうすれば良いのか。

を考える事が大切だと思います。

 

今まで、国内外の様々な書籍を読んできましたが、例えば、

元アメリカ陸軍中将 アルバート・C・ウェデマイヤーの著書「WEDEMEYER REPORTS!」(ウェデマイヤー回想録)1958年出版、には以下の記述があります。

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・日本の真珠湾攻撃はアメリカによって計画的に挑発されたものであるという事実は、真珠湾の(アメリカ側の)惨敗と引き続きフィリピンを失った事によって(アメリカ国民が怒り)、覆い隠されてしまった。

・第2次大戦後からすでに十数年が経っているが、現在の危機(1958年当時のアメリカ対ソビエト連邦との冷戦)をはらんだ世界情勢は、主としてアメリカが招いたものであるという事も、アメリカ国民の間に認識されていない。

・日本軍の暗号を解読した結果、真珠湾が攻撃される事についてホプキンズ大統領顧問が予防措置をとるように主張したとき、ルーズベルト大統領は要なしと答え(ハワイに知らせなかった。)

・第二次大戦で勝利を収めたアメリカ・イギリス側の指導者はいったい何のために戦っているのか、その目的を知らず、また、知ろうともしなかったので、ドイツや日本を軍事的に撃破する事によって新しく、さらに危険な敵(ソビエト)を育てあげる結果となった。

ソビエトのスターリンだけが真の戦争勝利者となった

 

 

では、どうしてソビエトだけが戦争勝利者になれたのかと言うと、ソビエトによるスパイ活動があったと言われています。

例えば、

元アメリカ議会図書館史料部研究員 ジョン・アール・ヘインズと、エモリ―大学名誉教授の共著「Venona」(ヴェノナ)によりますと、

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・第2次世界大戦前後にアメリカ国内のソビエト連邦スパイ達とモスクワ本部とのやり取り約3000通をアメリカ側が傍受した「ヴェノナ解読文」(1995年公開)や、

1991年にソビエト連邦が崩壊した事により、1920年代から1953年のスターリン死去までのソビエト内部の資料が保存されている現在の「ロシア現代史資料保存・研究センター」にて一部公開されている資料から、

アメリカ財務省ナンバー2のハリー・デクスター・ホワイトや、ルーズベルト大統領の補佐官ラフカン・カリー、インテリジェンス機関OSS(戦略事務局)調査部長モーリス・ハルパリンなどなど、驚くほど多くのアメリカの政府高官がソビエトと繋がっていたことが判明した。

 

また、

元アメリカ下院議員 ハミルトン・フィッシュの著書「FDR:THE OTHER SIDE OF THE COIN」(ルーズベルトの開戦責任)1976年出版では、

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・アメリカ国民だけでなく本当の事を知りたいと願う全ての人々に、隠し事の無い真実が語られなければならない時に来ている。

・第2次世界大戦の始まりの真実は、ルーズベルト大統領が日本を挑発した事にあった。

・ルーズベルト大統領は、日本に最後通牒を秘密裏に突き付けていた。真珠湾攻撃の10日前には議会もアメリカ国民をもあざむき合衆国憲法にも違反していた。

・今現在においても真珠湾攻撃が行われた12月7日になると新聞メディアは、「和平交渉が継続している最中に日本はアメリカを攻撃し戦争を引き起こした。」と必ず日本を非難するが、この主張は史実と全く異なる

アメリカと日本の戦いは誰も望んでいなかったし、両国は戦う必要は無かった。その事実を隠す権利は誰にもない。特に歴史家がそのような事をしてはならない。

両国の兵士は勇敢に戦った。彼らは祖国のために命を犠牲にするという崇高な戦いで命を落としたのである。しかし、歴史の真実が語られなければ、そうした犠牲は無為になってしまう

これからの世代が2度と同じような落とし穴に嵌るような事はなんとしても避けなければならない

・真珠湾攻撃からすでに35年の歳月が過ぎたが、アメリカがいかにしての戦争に参加する事になったのかについての真実を隠そうとする者がいる。その行為は歴史の否定であり冒涜である。

・日本はアメリカとの戦いを避けるためには、ほとんど何でもするという様な外交姿勢をとっていた。

・近衛文麿総理大臣は和平を希求していた。ワシントンでもホノルルでも出かけてルーズベルト大統領と直接交渉する事を望んでいたが、ルーズベルト大統領は近衛文麿との会見を拒否し続けた。日本に戦争を仕掛けさせたかったのだ。

・駐日大使のジョセフ・グルーは日本がどれだけ和平を望んでいたかを知っていた。だからこそ直接交渉すべきだとワシントンに献言したが、ルーズベルト大統領は、我が国を戦争に巻き込んだ

・日本は小さな国である。天然資源に乏しく、つねにソビエトの脅威に晒されていた

天皇は道義心に溢れていた。そして平和を希求していた。彼を取り囲む軍国主義者を牽制していた

・アメリカ・日本ともに戦いを望んでいなかった。我が国アメリカは日本と戦っても得るものは何も無かった

・中国はアメリカの友好国であったが、その中国でさえもソビエトの手に渡ってしまったのである。

・私(ハミルトン・フィッシュ)たちは、日本が和平交渉の真っ最中に真珠湾攻撃したものだと思い込んでいた。

・1941年11月25日に、ハル国務長官らホワイトハウスに集まった。会議の議団はたった一つ、いかにして最初の一撃を日本から放たせられるかであった。日本を挑発して、彼らに攻撃の火ぶたを切らせるにはどうしたら良いかを協議するために集まった。

・第2次世界大戦がもたらしたものは何だったのか。我が国アメリカの損害はこれまでに経験したどの戦争よりも甚大であった。

アメリカの兵士は勇敢に戦った。「自由と民主主義のための戦いに勝利する。」それが戦いの目的であったが、世界の半分の6億人もの人々がソビエトの支配下に入ってしまった。これが、アメリカ国民が騙されて始めてしまった戦争の代償なのである。

 

以上、3冊の書籍の内容を一部紹介しましたが、機会があれば日本国内におけるソビエトのスパイ活動等々についてもブログに書いていきたいと考えています。

繰り返しになりますが、私は戦争を美化するつもりはありません。

 

そして、戦前の日本政府がソビエトに騙され、スパイにかき回された被害者という事もそれほど思っていません。

なぜかというと、やはり日本政府は騙される様な隙だらけだったと考えます。

満州事変(1931年)から終戦(1945年)までの15年の間に日本の総理大臣は13人も交代しています。

政党同士や議員同士によるスキャンダルの暴露合戦や足の引っ張り合い、陸軍と海軍がお互いにライバル視し、予算の取り合いをしていた事など、ソビエトのスパイにとってやりやすい国だったのではないでしょうか。

そして、これらの問題点は令和の現代までずっと続いています。

 

参議院議員選挙が行われましたが、今までと戦時中から続いている構造が同じであればいくら選挙を繰り返しても、根本的な問題の解決にはならないと考えます。

その為には、私達、有権者側の気付き学びが必要です。

今後も、全くしがらみの無い一議員として、また一国民として知識や能力を最大限に高められる様に学んでいきます

安倍晋三元首相のご冥福を心よりお祈り致します。

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