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2023年1月 4日 (水)

コンベンション事業(太陽の城跡地)の一時中断の期間が延長となりました。

コンベンション事業(太陽の城跡地)の一時中断の期間が延長となりました。

 

コンベンション事業について優先交渉権者が「事業を行うかどうか」を判断して、市側に伝える締め切りが昨年末だった訳ですが、

優先交渉権者側から「物価高やコロナ禍の影響があり、事業を行えるかどうかの判断がまだできない。

との申し入れが、市に対して行われまして、この度、コンベンションの一時中断の期間が延長となりました。

 

コンベンション事業についての経緯が若干、複雑になってきましたので、ここで改めて経緯をごく簡単に掲載致します。

 

・前市長の時、コンベンション事業が計画され、立食パーティーで800人規模のホールの建設とホテルの誘致を太陽の城跡地に行う事が決定。

・2020年3月議会 コンベンション事業の80億円(建設費と15年間分の光熱水費)の債務負担行為が議会に上程され、賛成多数で可決。

・2020年6月議会 コンベンション事業の「優先交渉権者と岡崎市で事業の契約する議案」が上程・採決される予定だったところ、コロナ禍等の理由により、議案の上程が先延ばしになる。

・2020年10月 市長選挙にてコンベンション事業を中止する事を公約に掲げた中根候補が当選し、市長が交代する。

・2021年2月 3月議会の開会日に、市長提案説明の中でコンベンション事業について「必要があれば12月までに事業を見直して建設計画を前に進めたい。」との発言がなされる。

・2021年3月 コンベンション事業者に大して、市と事業者との中止に向けた協議の中断を申し入れ。

・2021年4月 岡崎市が、「コンベンション施設にはどのような施設が欲しいか」市民からの意見募集を開始。

・2021年6月議会 大原まさゆきから、市長に対し「コンベンション事業を進める事は公約違反ではないのか?」と一般質問を行う。

・2021年10月 4月からの半年間で市民の約2000名から集まったコンベンション事業に関する意見がとりまとめられる。

・2021年12月議会 市長から、「旧コンベンション事業をアップグレードして進めていく。」との発言がある。

            コンベンション事業の一時凍結に伴い、「市から事業者に対して損害を支払う予算案(4275万1000円)」が計上され、全ての議員が賛成し可決する。

・2022年3月議会 コンベンションに関する施設規模や予算等の精査を進める業務や測量、登記書類の作成等の業務等、約3300万円の予算が上程され、賛成多数で可決する。

・2022年9月議会 コンベンション事業の予算が「元の80億円よりも4割アップする事」が明らかになる。

・2022年12月 優先交渉権者側から「事業を行うかどうかの判断がまだできない。」との申し入れを受ける。

 

以上になります。

 

今後、優先交渉権者側が「事業に参画するのか、又は撤退するのか」といった判断をしていく事を、最大で2024年3月31日まで市側が待つ事になります。

 

岡崎市 報道発表資料 ←(クリック)

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