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2023年1月16日 (月)

大原まさゆきが選挙カーをやめた理由。

「お騒がせします」…批判も多い選挙カー、異なる有権者と候補者の考え方

MSN(読売新聞)←クリック

 

選挙時に有権者が参考にした対象

記事内では、昨年の「参議院選挙時に参考にした対象」として選挙カーは最下位であり、

選挙カーの効果として、「新たに支持を拡大させる事」よりも「陣営の盛り上げ」や「すでに支持をしてくれている人に対する念押し」の意味が大きい事は、私も選挙に立候補している経験から、記事の内容について納得や共感ができます。

実際に、選挙時の電話がけを行った際に、私の支持者の中には「こっちの方にも大原さんの選挙カーを向かわせて欲しい。」という要望が少々あったりします。

 

また反対に、住宅街を選挙カーで回っている際に家から人が出てきて、

・「夜勤で休んでいる所だからこの辺りは静かにして欲しい。」とか、

・「子どもを寝かしつけているので、静かにして欲しい。

といった要望を受け、「すみません。」と伝えて、その場からしばらくマイク無しで遠ざかっていった事も少々ありました。

 

冷静に考えて、選挙カーから聞こえてくる名前を初めて聞いて「投票しよう」と思う有権者はほとんどいないと思われます。

有権者の方々のそれぞれの立場によって、名前の連呼が嬉しいものだったり、騒音になったりと、考えは異なるものですが、市民の方々の生活に対してできるだけ配慮をし、騒音の軽減に努めていく事は必要だと考えます。

 

 

選挙カーと税金の関係

そして、選挙に立候補しますと選挙にかかった費用の一部を市が負担してくれますが、その中に選挙カーに対するものもあります。

具体的に書きますと、

・選挙カーに使う自動車のレンタル料として上限で11万600円

ガソリン代として上限で5万2920円

選挙カーの運転手代として上限で8万7500円

となっています。

 

なので、候補者1名が選挙カーを使用しない事で、最大で25万1020円の税金の節約になります。

もし、例えば50名の候補者が選挙カーを使わなければ1255万1000円の税金の節約に繋がるのです。

市議会議員選挙の全体の費用が約1億円かかっていますので、少しでも市の負担を減らす事も重要だと考えます。

 

上記の様に騒音の軽減税金の節約など総合的に考えて、大原まさゆきは選挙カーを使用する事をやめて、スピーカー一つを自家用車で運び、駅前・スーパー前等で街頭演説するスタイルにしました。

 

 

過去の大原まさゆきの街頭演説の様子

↓ 2012年10月の岡崎市議会議員選挙

 雨の中、JR岡崎駅前での演説。

 過去の一般質問で提案したり課題を追及した内容などを話しています。

Photo_20230116182101

 

↓ 2020年10月の岡崎市議会議員選挙

 スーパー前にて、条例を策定した内容等を演説しています。

 車内で聞いてくださる方や、私の近くまで来て激励をしてくださる方がたまにいらっしゃいます。有難うございます!

Photo_20230116182102

 

どの予算に賛成して、どの予算に反対してきたか等々も演説しています。

渋滞中の車内から手を振ってくださったので、手を振り返している瞬間です。

Photo_20230116182103

 

支援者の方々からは、大原まさゆきが選挙カーを使わない事で「票が減ってしまうのではないか?」とご心配のお声も頂いております。

しかし、規模の大きな選挙や知名度の低い新人が立候補する場合を除いては、住宅街の中を選挙カーで名前の連呼をする様な、市民の方々の生活に対するご迷惑は可能な限りかけない方が良いかと考えます。

 

より良い候補者を選ぶには?

「大声を出している人」 や、「沢山、汗をかいてる人」や、「身体を使って頑張っている人」に対して、

私達は、「頑張ってくれそう」とか、「議員として活躍してくれそう」といった期待や、時には一瞬、感動してしまうケースも実際にあるのですが、選挙は運動会などの行事とは違いますので、候補者の中身の資質をきちんと見定めていく必要があります。

 

そして市民の方々には、議員が行事やイベントに来たかどうか等々の「議会の外での活動」ではなくて、

・「議員の一般質問の内容として、どの様な内容を提案しているのか・どの様な行政の課題・問題を追及しているのか」や、

・「どの予算に賛成したり、どの予算に反対しているのか」といった、

行政に対するチェック機能の役割を持っている議員本来の重要な仕事である「議会の中での活動」を、選挙時だけではなく、議員本人のブログやSNS等で、たまにで良いので知ってもらえると有難いです。

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