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2023年12月24日 (日)

不祥事

政界や財界の不祥事が止まりません。

 

学問のすすめ」や「論語とそろばん」等々、いくつもある私の愛読書の中で、京セラの創業者である(故)稲森和夫さんの著書「実学 経営と会計」という書籍があります。

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書籍の中では、読者の心を打つ様々な言葉がいくつも書かれており、今でも読み返す度に、稲盛和夫さんの企業経営にかける情熱に大きく感銘を受け、自分自身へのモチベーションの向上にも繋がっています。

 

まえがきの一部分を要約すると、

・バブル経済が崩壊し、デフレスパイラルが始まった結果、日本の経済界は苦しみの中であえいでいる。

・この間、経営者たちは何をしていたのだろうか。

・抜本的な対策をとろうとしたのは少数者であり、多くは不良債権を隠し、業績の悪化を繕うことにつとめてきたのではないだろうか。

・そのため、日本の企業経営は、その不透明さゆえに国際的な信用を失い、多くの不祥事を生み出すことになったのである。

・もし、経営に携わる者が、常に公明正大で透明な経営をしようと努めていたなら、バブル経済とその後の不況も、これほどまでにはならなかったはずである。私にはそう思えてならない。

といった、日本の経営者に向けた厳しい指摘が書かれてあります。

 

そして、経営の基本的な考え方としては、

・物事の判断にあたっては、つねにその本質にさかのぼること、そして人間としての基本的なモラル、良心にもとづいて何が正しいのかを基準として判断することが重要である。

・人間として正しい事とは、例えば幼い頃に両親や学校の先生から教えられた「これはしてはならない。」「これはしてもいい。」と言われた事や、「善い事悪い事」という極めて素朴な倫理観にもとづいたものである。

・簡単に言えば、公平・公正・正義・努力・勇気・博愛・謙虚・誠実というような言葉で表現できるものである。

・経営の場では戦略・戦術を考える前に、「人間として何が正しいのか」を判断のベースにしている。

・物事の本質までさかのぼろうとせず、ただ常識とされている事にそのまま従えば、自分の責任で考える必要はなくなるし、とりあえず人と同じ事をする方がさしさわりもないであろう。

・また、どんな些細な事でも原理原則にさかのぼって徹底して考える事は、大変な労力と苦しみをともなう事かもしれない。

・しかし、普遍的に正しい事を判断基準にし続ける事によって、はじめて真の意味での経営が可能となる。

と、倫理にもとづいた経営哲学を述べています。

 

私なりに解釈すると、

お客さんの信用を得る事を経営方針の根本に置いて、会社の価値を高めていくために、他の会社でもやっている事を理由にして不正経理はせず、また、お客さんの無知を利用して製品を売りつけたり、お客さんに嘘をついたり、だましたりしてはならず、より良い製品を作る事を心がけていく。

という事だと理解しています。

 

そして、会社内でも社員のミスを防ぐため、また、横領など犯罪者を出さないために、金銭の管理には必ず2人以上のダブルチェックをしている事も書かれてあります。

・人の心は、ふとしたはずみで過ちを犯してしまう弱い面も持っている。

・真面目な人でも魔が差してしまい、後に大きな罪を作ってしまう可能性もある。

・もし、出来心が起こったとしても、それができない仕組みになっていれば、一人の人間を罪に追い込まなくてすむ。

・人間不信や性悪説を背景としたものではなく、社員に間違いを起こさせてはならないという信念であり愛情のための未然の管理である。

・その様な保護システムは厳しければ厳しいほど、その分、人間に対して親切なシステムである。

と、社員の不正を未然に防ぐためには管理の徹底さを重視しています。

 

ぜひ、この書籍を多くの方に読んで頂きたいのですが、上記に要約した内容は、経営に関するだけではなく政治の世界にもそのまま当てはまります。

政党や会派に所属せず、国会議員など有力者の後ろ盾や組織も何も無い大原まさゆきの活動とは特に共鳴する部分があるのです。

 

100%完璧な人間は存在しません。

誰でも失敗はするものです。

 

私自身で言えば大学1年の頃、車の購入後、半年しか経っていないのに自損事故を起こしローンだけを残して廃車になってしまったりなど、数多くの失敗や遠回りばかりの不器用な半生ですが、

だからこそ、稲盛和夫さんの言葉を忘れずに、議員活動を行ってまいります。

・お客さんの信用を得る事を経営方針の根本に置いて、会社の価値を高めていくために、他の会社でもやっている事を理由にして不正経理はせず、また、お客さんの無知を利用して製品を売りつけたり、お客さんに嘘をついたり、だましたりしてはならず、より良い製品を作る事を心がけていく。

・物事の本質までさかのぼろうとせず、ただ常識とされている事にそのまま従えば、自分の責任で考える必要はなくなるし、とりあえず人と同じ事をする方がさしさわりもないであろう。

・また、どんな些細な事でも原理原則にさかのぼって徹底して考える事は、大変な労力と苦しみをともなう事かもしれない。

・しかし、普遍的に正しい事を判断基準にし続ける事によって、はじめて真の意味での政治が可能となる。

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